【千葉県西部地区】2017年秋季イベント―関東大学ラグビー対抗戦応援報告
12月3日(日)、2017年度千葉県西部地区父母会としては秋季の第5イベントとして、関東大学ラグビー対抗戦Aグループ、明治大学対早稲田大学戦の応援を、秩父宮ラグビー場にて行いました。天候にも恵まれ、冬日としては暖かく晴天の穏やかな中、千葉県西部地区父母会からは一般会員、役員、OB・OG約80名の方が参加しました。
当イベントは、関東大学ラグビー大学対抗戦Aグループ最終戦であり、毎年非常に人気が高い試合です。昨年は明治大学経由の購入では参加希望の方全員分のチケットが入手困難な状況で、不足分を外部で追加購入する状況でしたが、今年は父母会連携事務室の多大なご協力もあり全員分のチケットを確保いただき、地区ごとにまとまって応援席を確保できました。東スタンドの北側に全国の父母会からの参加者1,100名で大応援団を結成し熱い応援を送りました。
明治大学の対抗戦のここまでの戦績は、4勝2敗、すでに帝京大学が7戦全勝で優勝を決めていましたが、2位がかかる重要な試合でした。特に今年のチームは、チームワークが良く得点力を備えておりここまでに100点以上の得点をあげてきた試合もあり、早稲田大学の守備が崩せれば十分に勝利が期待できる試合でした。
14時5分に試合開始。前半戦の試合開始序盤は早稲田のペース、若干出足の遅れた明治ディフェンスに対して広くにボールを散らし密集の上、ターンオーバーを連発し明治ゴールを攻める場面が続きました。しかし明治ゴール前に、早稲田が攻め込んだ4分、明治CTB梶村選手がインターセプト。80メートル近く独走して中央に先制トライ、ゴールも決めて7点を先取しました。
明治にとって非常に幸先の良いスタートでした。しかしながら早稲田も9分、明治側の反則でゴール前左ラインアウトモールを押し込み、フッカー宮里選手のトライ、ゴールも決めで7―7と追いつきました。その後、明治が優勢で攻めを続けましたが、ノックオンなどのミスで点を取り切れない展開が続きました。展開が変わったのが28分、敵陣ラックからSH福田選手が抜けだしてパス、朝長選手が左中間に飛び込みトライ、ゴールも決めて14点目を獲得しました。その後、明治の攻勢で進みましたが点が入らず前半は、明治14―7早稲田とリードして前半を終えました。
チアリーダの応援も終わり、後半戦開始。序盤は早稲田ペースで試合が展開されました。5分、ゴール前の連続攻撃から早稲田FB桑山選手が左隅インゴールにボールを持ち込みトライ、ゴールは失敗し、早稲田12―14明治となりました。さらに早稲田の攻撃が続きの明治が攻め込まれるシーン続きました。しかし明治は粘り強く守り続け、逆に12分、ラインアウト起点の攻撃からCTB鶴田選手が抜け出し、WTB山村選手にパス知そのままが左隅にトライ、惜しくもゴールが入らず明治19―12早稲田となりました。その後、明治ペースとなり21分、相手ゴール前スクラムを押し続け、パスダミーでサイドを突いたSH福田選手が中央にトライ、ゴールも決めて明治26―12早稲田となりリードを広げましたました。その後は早稲田が再び流れをつかみ、明治陣営で攻撃を連続するシーンとなり明治守勢の状況。その後、明治が反則を繰り返し34分にハイタックルを犯し、ペナルティートライで早稲田19―26明治と1トライ差に迫られる状況となり緊張感が高まりました。しかし早稲田がその直後に、自陣営側で反則、明治SO忽那選手がペナルティゴールを決めて明治29―19早稲田となり、延長も含め明治がリードを守り切り、伝統の一戦は昨年の雪辱を果たし明治勝利となりました。
2017年は5勝2敗対抗戦Aグループ2位でシーズンを終えました。
試合終了後、選手たちが応援席に一礼、熱戦を繰り広げ勝利した選手たちに惜しみない拍手が贈られました。