【千葉県東部地区】「父母のためのキャンパスツアー」の開催報告
2019年11月16日(土)に明治大学駿河台キャンパスで、「父母のためのキャンパスツアー」を開催しました。
このようなイベントは、千葉県東部地区父母会としては、一昨年に引き続き2回目の開催となりました。
駿河台キャンパスの阿久悠記念館、明治大学博物館、図書館や学生食堂の見学や、普段学
生が使用している教室での授業(教養・文化講座)を受講してもらい、お子さんたちが通
っている校舎で、どのような環境の下で学生生活を送っているか、父母の皆さんにも体験
いただければ・・・ということから開催しました。
当日、参加役員は10時00分に集合し、作業の説明、資料のセット、11時からキャンパスツアーのリハーサル、受付準備を行いました。
キャンパスツアーのリハーサルでは、本番と同じルートを回り、説明を確認しました。一昨年初めてキャンパスツアーを開催し、現在の3、4年生の父母役員には経験者が数名いますが、久しぶりに行く場所も多く、迷いそうになりながら、何とか下見を行うことができました。
12時30分から受付を開始しました。
会場は、リバティタワー16階の1166教室です。140人が入る中教室です。開始時間の13時には参加者全員が集合しました。
13時、授業の開始です。
千葉県東部地区父母会会長のあいさつのあと、法学部の釜崎 太 准教授の講演です。
講演には釜崎先生のゼミ生が10名ほど参加し、聴講しました。私たち父母会参加者は学生を横目に見ながら、久しぶりに受ける授業を、多少緊張しながら聴講しました。
先生の講演は「スポーツから豊かな生活を考える」をテーマに90分ほど行われました。
健康で長生きでいられるために、普段どのようなことを心がけるべきか、また、スポーツ活動の先進国であるドイツと現在の日本との比較、日本の現状と課題を分かりやすく解説いただき、大変有意義な講演でした。
講演は通常の授業のように行われ、実際にどのような感じで授業が行われるか体験できました。
私たち父母の学生時代と違い「黒板にチョーク」ではなく、今の授業はパソコンやDVD、パワーポイントを使い、教室にはパソコンをはじめ、プロジェクター、スクリーンなどの機器が装備され、釜崎先生の講演も、パワーポイントや動画を使って行っていただきました。
14時55分からは、キャンパスツアーの開始です。
担当から、簡単にキャンパスツアーの説明の後、第1班から第4班に分かれてツアーに向かいました。
まずは、先ほどの講演で使っていた教室の機器の説明です。画面にタッチするだけで、ス
クリーンが出てきて照明が消えたりと、授業を行う先生の操作一つで簡単に授業の準備ができます。
次は、学生食堂です。リバティタワーの17階にある食堂です。定食やカレー、麺類など都心にありながらリーズナブルな価格で食事が提供されています。
またデザートもいくつかメニューにあり、充実したものでした。
食堂の次は23階の岸本辰雄ホールの見学です。リバティタワーの最上階に位置し、都心が一望できるロケーションに目を見張りました。
そして、エレベータで3階に下りて、明治大学出身の陶芸家で、人間国宝である松井康成先生が制作した陶壁画「人間賛歌」の前を通り、2階の「陽だまり広場」に進みました。
広場は3人の明治大学創立者の胸像が設置されています。右奥の矢代操先生、左奥の宮城浩蔵先生、リバティタワーを背にしている岸本辰雄先生の銅像がありました。銅像に向かって右側の飾りを左手で触ると明治大学に合格するという縁起の良いジンクスがあると言われているそうです。
次に中央図書館見学です。中央図書館は、都内有数の蔵書(140万冊)を誇ります。
1階から地下3階まであり、非常に大きな図書館です。地下2階から行くことができる書庫も大きく迷子になりそうです。
図書館が大きいことから、驚きとともに、歩く距離が長く疲れてしまった方も多かったのではないかと思います。
次に、12号館の明大マート、三省堂書店に行きました。明大マートには、明大グッズが販売されています。スポーツイベントの応援グッズが数多く揃えられており、数名の参加者の方が購入されていました。
アカデミーコモンに移動し、地下1階の大学史展示室、地下2階の明治大学博物館を見学しました。
大学史展示室には、教職員・学生・校友に関する多彩な資料が展示されています。また、授業や学生寮の再現コーナーなどもありました。
明治大学博物館の展示は、商品、刑事、考古の三つに分かれています。非常に珍しいものが展示されており、このような博物館が大学の中にあるなんてびっくりです。
次に、阿久悠記念館を見学しました。
日本を代表する作詞家・作家阿久悠さんは、明治大学出身です。阿久悠さんの自筆原稿をはじめとする貴重な資料が展示されています。この阿久悠記念館でキャンパスツアーの終了です。また、特別展で冒険家の「植村直己展」も開催されており、実際に極地探検で使用された寝袋やジャケット、犬ぞりでの旅行風景を納めた写真パネルなども観ることができました。
終了後、リバティタワー17階の学生食堂で、会費2,000円で懇親会を開催しました
懇親会には釜崎先生にもご参加いただき、有意義な時間を過ごすことができました。
学生食堂では、様々なゼミなど学生のグループが懇親会をしており、当日も二つのグループが懇親会を開催していました。大学の食堂で懇親会という体験も、キャンパスツアーならではですね。
約半日のイベントでしたが、無事に終了することができました。
ご参加くださいましたご父母の皆様、ありがとうございました。
また、釜崎先生におかれましては、お忙しい中、千葉県東部地区父母会のお願いに対し、快くご承諾いただき、本当に感謝申し上げます。
今後とも、千葉県東部地区父母会では、千葉県東部地区の父母の皆様に、明治大学を知っていただき、また、頑張る明治大学生を応援する企画を行っていきたいと考えていますので、ご協力をお願い致します。