シェイクスピアプロジェクト「二人の貴公子」観劇のご報告

シェイクスピアプロジェクト「二人の貴公子」観劇のご報告

11月5日(土)明治大学駿河台キャンパスアカデミーホールにて、第19回明治大学シェイクスピアプロジェクト「ふたりの貴公子」を観劇しました。

直近の2年間はコロナ禍により無観客や座席数を制限しての開催でしたが、今回は感染対策をとりつつ行われ、入場口には大勢の列ができ満席での公演となりました。
今年は、「夏の夜の夢」「ふたりの貴公子」の2作品を3日間にわたり公演し、YouTubeでの配信もありました。

この日観劇した「ふたりの貴公子」は、アテネの侯爵と女王の婚礼が近づく夏の日のこと…アテネとの戦争に敗北したテーベの騎士で、いとこ同士のアーサイトとパラモンは「恋の花」の魔法により、女王の妹エミーリアに一目惚れ。一人の女性を巡り、決闘することになります。勝利したアーサイトでしたが、パラモンにエミーリアを託し亡くなってしまいます。その後行われる結婚式は余興も成功し、幸せに幕を下ろす物語でした。
1時間40分にわたる公演でしたが、素晴らしい演技、演出に魅せられてあっという間でした。

このシェイクスピアプロジェクトは、キャストをはじめ、生演奏で盛り上げてくれた音楽隊、翻訳から演出、衣装、美術、あらゆる裏方を、学部や学年を超えた明大生総勢223人が一から作り上げた素晴らしい舞台です。我が子と同年代の学生たちが、ここまでのものを作り上げることが出来るのかと本当に感動しました。
帰る際には出口にキャストの皆さんが花道を作り、見送ってくれたのも感激でした。
観客の皆さんは余韻に浸りながらアカデミーホールを後にしました。

既に準備が始まっている来年の公演も是非見に行きたいと今から楽しみにしています。
素晴らしい公演をありがとうございました。