首都圏11地区父母会「就職講演会」参加報告
2022年10月15日 開催
いつも父母会活動にご理解を頂き誠にありがとうございます。
10月15日(土)に首都圏11地区父母会「就職講演会」が対面(於:駿河台キャンパス アカデミーコモン)とオンラインとのハイブリッド方式により開催されました。
就職講演会は、実質的な就職活動がすでに始まっている大学3年生父母を対象として、首都圏11地区(東京5地区、神奈川・千葉・埼玉各2地区)父母会が合同で開催しています。今年は3年生のみならず、どの学年のご父母もオンラインにより視聴することができました。
ハイブリット方式により会場参加者数が例年より少なくなりましたが、来場された方はアカデミーコモン窓外のお茶の水界隈の景色や明るく開放的な施設を楽しまれていました。
プログラムの初めに、安倍文代首都圏11地区父母会長連絡会座長より父母会の役割について簡単な説明がありました。続けて大六野学長よりご挨拶を頂きました。
その後本題に移り、東洋経済新報社編集局の田宮寛之様より「就職活動と企業の採用動向」についての講演がありました。
最初に「就活環境は悪くない」との話がありました。2021年の実質GDPや企業の売上、営業利益、採用意欲などを基に、少なくとも現3年生に関しては悲観的になる必要は全くないとの分析を示され、安心されたご父母も多かったのではと思います。
最近よく耳にするインターンシップについては、「夏から冬にかけて通年で行われている」、「長期、短期と様々なものがある」、「総合的に見て内定率アップに繋がっている」など、実利的な情報を頂きました。
また親としての関わり方については、他者と比較してプレッシャーをかけたり、「そんな会社知らない」「とりあえずどこでもいいから内定取れ」などと言ったりすることはマイナスの結果をもたらす可能性があること、親が実際にどのような仕事を行っているのか(営業、総務、経理など)を話すことはとても有益であることなど、大変参考になるご助言を頂きました。
休憩を挟み、第2部は文系会場と理系会場の2つの会場に分かれて行われました。
最初に司会・進行の就職キャリア支援事務室の方から求人動向、活動時期、就職支援センターのサポートの内容、この秋冬のイベントなどについて説明がありました。M-Careerという支援サイトから豊富な情報や手厚いサポートを受けられるとのことで、昔の就職活動とは状況が様変わりしていることを実感しました。
その後内定学生より、就職活動の報告がありました。
進行役の質問に対し、各学生とも、自分なりの回答を的確に臆することなくしていて、大変感銘を受けました。
面接はオンライン形式が中心で苦労も多かったようですが、OB訪問や就職支援センターの面接練習を大いに活用したそうで、後輩の参考になる貴重なお話だったと思います。
父母に相談に乗ってもらったり、父母から企業に関する生の情報をもらったりした方もいて、就活においても父母の役割は少なからずあるのだと再確認致しました。
神奈川県東部地区父母会では、2年生役員を中心に5名の役員が参加し、来場者の誘導を行いました。
ご子女の皆様が厳しい就職活動を無事終えられ、希望する企業・団体に就職できますことを心よりお祈り申し上げます。