学園祭に行ってきました
「八っつあん、明大祭に行ったんだって?」
「よ、熊さん、行った、行った、10月29日(土)の六大学野球vs立教戦応援会の後に行ってきましたよ。なんでもコロナ禍で3年ぶりの対面開催ってことよ。それでも来場者制限はあって、明大生、その親族、受験生、キャンパス近くにお住まいの方、OB・OG等に限られてはいたけどな。でもやっぱり学園祭は対面がいいねぇ、みんな生き生きとしていてねぇ、こちとら元気をもらいましたよ」
「ところで、八っつあん、なんで落語風情でしゃべってんだい?」
「いやね、会ったんだよ、志い朝さんに」
「9月の首都圏6地区協議会(浦安)でゲスト出演いただいた、あの志い朝さんかい?」
「おぅ、明治大学落語研究会の名跡、紫紺亭志い朝さんよぉ。4代目は三宅裕司さん、5代目は立川志の輔さん、6代目は渡辺正行さんが務め、その22代目が久しぶりに誕生したんだよ」
「最近テレビにも出ていたな」
「ちょっとこの間のご挨拶をと思って、志い朝さんはいるかい?って落研の前で尋ねたところ、私が志い朝です、って。本人を目の前にして本人いるかい?って訊いちゃったよ。髪型が変わっていて気づかなかった、失敬、失敬」
「しょうがねぇなぁ」
「その直後に志い朝さんの出番だったんだけどもよ、まくらで父母会の話を振ってきましたよ」
「やるねぇ」
「その明大祭、今年のテーマは “青春短し、輝け明治” たしかにみんな輝いていたなぁ」
「ところで生明祭にも行ったのかい?」
「あたぼうよ、こちらも来場者制限はあったものの対面で開催。生田キャンパスは理工学部と農学部があって、日頃の研究成果や取り組みを紹介するなど、明大祭とはちょっと違う雰囲気でね、あちこちで農産物を購入できたり食べたりできるのがいいねぇ。中央ステージではアイドルのオンパレードだったな」
「おいおい、少しは父母会らしいことはやってきたのかい?」
「てやんでぃ、当地区はこの夏から新たな取り組みとしてビーチクリーンを始めたけども、そのつながりで明治大学公認ボランティアサークルLINKsとコミュニケーションっていうのかい?話をしてきましたよ。LINKsは子ども・高齢者・環境・復興支援をテーマに様々な分野で活動していてねぇ」
「えらいなぁ、見習わないとなぁ」
「そうよ、父母会でもいろいろと連携できることがあるといいんだがな。明治大学はボランティア活動に力を入れていて、専門に対応するボランティアセンターまで用意。LINKsの他にも複数のボランティアサークルがあるぞ」
「ま、いろいろと楽しんできた、ってぇことだな」
「模擬店で賄っていた揚げ饅頭も美味しかったぁ!」
「そういやぁ、今年の夏の高校野球で優勝した仙台育英高校の監督さんが言ってたな」
“青春って、すごく密”なので、でもそういうことは全部『だめだ、だめだ』と言われて、活動していても、どこかでストップがかかって、どこかでいつも止まってしまうような苦しい中で、でも本当に諦めないでやってくれた
「そうだよなぁ。学園祭を対面でやってくれて本当によかった、よかった!」