【神奈川県東部地区父母会】連合父母会設立40周年記念式典・祝賀会報告(11-16)
明治大学連合父母会設立40周年記念式典・祝賀会報告
11月16日(日) 10:00~13:30 駿河台キャンパス アカデミーコモン
晴天の駿河台キャンパス アカデミーコモン、900名余りの参加者が一同に揃うアカデミーホールにて、明治大学連合父母会設立40周年記念式典が開かれました。
父母会OB、父母会役員、大学関係者が集い、式典に向けた少しの緊張感と再会の懐かしさに賑やかな会場が、「第二の母校にようこそ!」高橋悟 連合父母会会長からの式辞が始まり、一気に式典へと引き込まれて行きました。
高橋会長からは、父母会からのアカデミーホールへの緞帳、グランドピアノの寄贈、連合父母会文学賞の創設、連合父母会一般奨学金の制定、2011年 明治大学東日本大震災被災学生義援金の大学への寄付、スポーツ明治の復活に向けた応援、支援等、連合父母会の活動、取組みの一端を紹介すると共に、これらを実現できたことは勿論のこと、これから50周年に向けて「過去も、現在も、未来も学生の支援をし続ける」との、熱いメッセージが発信されました。
続いて、福宮賢一 明治大学 学長より、ご祝辞を賜りました。
そして、1972年に父母会の組織化の申し出に始まり、1974年に19地区の連合父母会が設立、以来、明治大学の存在感向上の礎の一つとして活動、貢献してきた父母会へのお礼の言葉も頂戴致しました。
現在では全国57地区の、学生よりも熱い明治魂を持った父母会の皆様との、コミュニケーションにより得た貴重な意見を持ち帰り、大学運営に活かされていること、そして「未来改革力に富む人材の育成」を初めとする、大学の方向性についてお話を頂きました。
次に、「40周年、心からお祝いを申し上げます」と、日高憲三 学校法人明治大学 理事長より、ご祝辞を賜りました。
いつも、父母の方々が明治大学に対して満足されているだろうか、ということを考え続けておられ、「明治大学に通わせてよかった」という言葉ほどうれしいものは無く、式辞での高橋会長からの明治大学への熱い想いを聞いて、その想いに感謝するとともに、学生を預かる側としての責任の重大さを感じられたとのことでした。
大学は今、改革に向けた大事な時期を迎えており、「個」を強くする支援、「個」が光り、光続け、世の中に貢献できる人材創りを目指し、明治大学全学をあげて努力することを誓うとの力強い発信とともに、明治大学連合父母会に対して、明治大学発展に向けた支援への大きな期待を述べられました。
向殿政男 明治大学校友会長からは、明治大学学生の父母により構成される連合父母会、明治大学の名前を背負う卒業生からなる校友会、そして大学自身の全てが、明治大学を構成する重要な機関であり、支援機関でもある。今後50周年、100周年と、支援を続けて行って欲しいとの期待を述べられました。
その後、会場の参加者一同による校歌斉唱をもって、式典I部は閉式されました。
約10分の休憩時間を挟んで、式典II部 納谷廣美 明治大学顧問 前明治大学学長による記念講演「父母会とともに~明治大学の躍進に貢献~」が開催されました。
納谷前学長の講演は、明治大学、教職員、学生、父母会員に対する溢れるような愛情が込められていました。
東日本大震災の年には、安全を最優先にして卒業式及び入学式の中止を断腸の思いで決断したが、多くの学生とご父母に残念な思いをさせて申し訳無いとお詫びがありました。
震災当日はキャンパスを開放し、帰宅困難者を受け入れ、校内の全食料を配給スクリーンにニュースを流し続けるなど、千代田区と連携しながらできる限りの協力をした経験を話されました。
父母会との関わりは教務時代にまで溯り、全国各地区の交流会や研修会に出向き積極的な対話を続けた事が、後のリバティタワーへの移転、法科大学院の開設、新学部の開設など大学の新たな扉を開くこれら改革を実現化する上で重要であったと話されました。
少子高齢化時代を迎え、大学を取り巻く環境が変化して行く中で明治大学は今も変わって行く必要がある事、そのための改革に取り組むにはご父母の意見や理解を得ながら進めて行く事が大切であることが分かりました。
学長時代、他大学に先駆けて全学部統一入試を導入し、又学生達が安心して学べる環境作りに心血を注いだ結果が現在の明大人気につながりました。今は福宮学長が更なる高みを目指して改革に取り組んでいます。この様な不安定な時代に、大学と父母会が力を合わせて前へ進んで行く事の大切さと、それがもたらす結果が大学の将来を左右する政策に影響するという役割がある事を改めて教えて頂きました。
式典が終わり、参加者一同は、祝賀会の行われるアカデミーコモン2階へ。
祝賀会会場は参加者で活気に溢れて満員状態。
高橋会長からの開会挨拶の後、鏡開きが行われ、続いて片桐通夫 明治大学連合父母会顧問による乾杯と、祝賀会は進んでいきました。
祝賀会を一層盛り上げたのが、明治大学応援団による特別演舞。
応援団と参加者が一体となって、チャンスパターンの応援、肩組み合って校歌斉唱と、会場は大盛り上がり、明治大学へのエールで終了と思いきや、応援団員に福宮学長自らご指示され、父母会へのエールも行って頂きました。最後は、丹澤正彦 明治大学連合父母会顧問による閉会の挨拶が行われました。
これからの父母会活動への、熱い想いを語って頂き、祝賀会はお開きとなりました。
「父母の絆で、大学を支援していく。過去も、現在も、未来も変わらずに!」
※配布資料 「明治大学父母会40年のあゆみ」より引用
朝早くからお手伝い頂いた役員の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。
東田 記