父母就職講演会のご報告
10月9日(月)、アカデミーコモンにて父母就職講演会が対面とZoomウェビナーによるハイブリッド形式で開催されました。
あいにくの雨模様でしたが、会場に足を運ばれた方も多く、関心の深さを感じ取りました。
毎年、父母就職講演会参加対象は3年生の父母ですが、会場準備や受付・誘導に携わった1、2年生の役員たちも対応が終わった後、講演会に参加しました。非常に参考となる講演会ですので、配信を対象学年以外にも拡充していただけると、子どもに就職について相談を受けた際、適切なアドバイスができるのでは、感じました。
講演会プログラムは次の通りです。
①大学代表者挨拶
大六野耕作学長より学生に向け「これから社会人になるにあたり、どこで働くにせよ、生涯を見通す力、先輩などにアドバイスをもらう以前に、自分がどうしたいのか考える力を養ってほしい」とエールをいただきました。
②就職活動と企業の採用動向について 田宮寛之氏(明治大学卒業生・東洋経済新聞社編集局記者)講演
学生に向けては
・数値を用いた企業の採用活動の実情
・就活ビジネスの注意点
・今、するべきこと
父母に向けては
・他者と比較をしない、就活資金の用意、心の支え
つまり「後方支援」に徹する
・人生の先輩として、どのような仕事をしているか話をする
とアドバイスをいただきました。
③【文系・理系別】内定学生を交えた就職活動報告
文系・理系で会場を分け、就職キャリアセンターより行事の案内、企業側・就活生の間でコンタクト方法の求め方にギャップが生じている等、内々の話を伺うことができました。
また、内定学生による就職活動報告会では、ファシリテーターが親目線からの質問をしてくだいました。
学生からの回答で参考となったのは
・「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」は3つ程度準備する
・ガクチカの効果的な使い方
・「インターンシップ」は全落ちしても無用に焦らず進めていくことが重要
という、具体的な活動内容です。さすがは明治大学の学生。人間力の素晴らしさが随所に感じ取られました。私たち父母にとっても有意義な時間となりました。
(S)