【栃木県】《明治大学マンドリン倶楽部 第54回 宇都宮演奏会》
連休前半の4月30日(火・祝日)に宇都宮市文化会館において、明治大学校友会栃木県支部主催、明治大学栃木県父母会後援の「明治大学マンドリン倶楽部 第54回 宇都宮演奏会」が開催されました。
半世紀以上続いている宇都宮の名物行事です。
当日は開場時刻の30分前に到着したのですが、すでに駐車場は半分以上が埋まり、入場が始まっていました。
校友会の方に聞くと、早くから並ぶお客様があまりにも多いので入場を早めたということでした。 楽しみにしている地元のみなさまがいかに多いことかと驚かされました。
演奏会の前には、校友会支部長、佐藤宇都宮市長のあいさつがありました。佐藤市長はご存じのとおり明治大学の校友(OB)です。軽妙なあいさつで会場を沸かせていました。
演奏会は明治大学校歌で幕が開くのが“決まり”です。しかし、何かの手違いで早めに開いてしまい、一旦幕を降ろすというハプニングがありました。会場は楽し気な笑い声に包まれました。
演奏会は3部構成。1部では明治大学マンドリン倶楽部創設者である古賀政男のいわゆる「古賀メロディ」などが演奏されました。
お隣の老夫婦はよろよろと着席されたのですが、演奏が始まると、ご主人が「ああ、いいなあ」とつぶやきながら「影を慕いて」を一緒に歌い、奥様の方は「丘を越えて」で身体を左右にスイングさせながら楽しんでいらっしゃいました。結構リハビリ効果が高いかもと感心した次第です。
プロの歌手を迎えた2部に続く3部は、学生服からジャケットに衣装替えをしての登場です。
明治大学マンドリン倶楽部の得意なラテンナンバーなどが演奏されました。
客席も手拍子などで演奏に参加するのですが、比較的若いお客様たちが手拍子以上にノリノリだったのが印象的でした。
広い世代に支持されていることが明治大学マンドリン倶楽部の活力となり、伝統を守り発展させているのだと思いました。