『2025年箱根駅伝予選会』報告書
ひんやりとした空気に包まれながらもやわらかい日差しがさすなか、第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(通称:箱根駅伝)予選会が、10月18日(土)立川市(陸上自衛隊立川駐屯地~国営昭和記念公園)にて開催されました。
明治大学では、現在150周年記念事業として、2031年度の優勝を目標に「紫紺の襷プロジェクト」を立ち上げ、復活と高みを目指しています。
今年の予選会は、その記念すべきはじめの一歩となります。
今年からスタート時間が8時半スタートとなり、例年より1時間早まりました。
そのため、父母会受付時間も7時20分からと1時間早くなり、東京都多摩地区父母会は“お膝元の立川”で行われる予選会ということもあり、全国、関東近郊の父母会受付を兼ねての対応となりました。

7時20分に受付を開始。多摩地区父母会員や家族、OB、OG、役員31名を含め総勢173名もの方に応援に駆けつけていただき、受付時に入園チケット、応援うちわを配布して応援していただきました。
東京都多摩地区父母会ではゴール地点から2kmほど手前の木漏れ日の丘近くに陣取り、紫紺のユニフォームに最後の力を後押しすべく熱い声援を送りました。
コース終盤のポイントであったため、選手が姿を見せるまでTVの実況中継に耳を傾け手に汗をにぎりました。
5km地点で18位、10km地点で13位、15km通過地点で12位となりゴールまでの応援にも力が入ります。

続々と選手たちが走ってくるなか、紫色のユニフォームが見えた!と思ったら「R」の文字が….ほどなくして「M」の集団が通過!
「ガンバレ!ガンバレ!」と力強い声援を送り続ける父母応援隊!!
我々の最後の応援でラストスパート!10位以内の望みを託します。
フィニッシュ地点での10名通過順位では10位!予選突破を信じ、応援場所から結果発表のみんなの原っぱに移動し主催者側の結果発表を待ちます、、、。

結果は前回同様の12位。『10時間38分54秒』で、10位との差は1分58秒でした。
発表後には明治大学の理事長や監督、選手の報告会があり、応援してくれた人たちに御礼と感謝の言葉を伝えました。
主将の言葉からは口惜しさが伝わり、来年も箱根駅伝予選突破と優勝を目指して一緒に応援していく気持ちが高まりました。
予選会の応援の後は、お店に移動して打ち上げを行いました。
OBの方も多く参加していただき、楽しく親睦を深められました。

全国の受付を初めておこないましたが、多くのメンバーの協力により滞りなくやりきることができました。
今年が最後の予選会にならなかったのは残念ですが、来年は今年以上の応援で選手にもっと力を与えられればと思います。
我々以上に選手たちは悔しさでいっぱいだったに違いありません。
ここからまた1年後、この悔しさをバネに選手たちには頑張ってほしいと思います。
そんな選手たちを、これからも明治大学多摩地区父母会は応援したいと思います。

文:圓岡