【東京都東部地区】「12/9(土) 生田・駿河台研修会」のご報告
雲一つない晴天の中、生田キャンパスから研修会はスタートしました。広いキャンパスは、ところどころ地面が黄色のイチョウの葉や赤い紅葉の葉のじゅうたんで彩られ、穏やかに自然を感じられる心地の良い場所です。
まず、農学部 『植物工場・基盤技術研究センター』の見学からスタートしました。
池田敬センター長から施設内の植物工場前で様々な説明を受けました。LEDと滅菌された培養液で数種類の野菜が栽培されています。太陽光で育つ野菜と栄養価も変わらず、無農薬で栽培することができるものです。明治大学では総合大学の利点を活かし農学部、理工学部と商学部、経営学部が連携し、生産から販売まで農商工連携型の事業、研究を目指しているそうです。
続いて『平和教育登戸研究所資料館』です。ガイドの方々から展示物について詳細な説明を受けました。生田キャンパス自体が、かつて旧日本陸軍の研究所で、秘密戦のための兵器や偽札を作っていたそうです。秘密戦のための施設という性質から、その存在自体が秘密であった研究所ですが、後世に語り継ぐべき、と当時の従事者の証言や資料、保管物などにより現在は貴重な資料館として公開されています。
おひとりからの見学でもガイドによる説明も受けられ、見学も無料ですのでぜひ、多くの方に足を運んでいただきたいい施設だと感じました。
お昼は、学生食堂を利用し、午後から駿河台キャンパスに場所を移しました。
グローバルフロントの教室にて、落語研究会の部員の方の前座に続き、明治大学ご出身でもある落語家『立川志獅丸』さんによる「あぁ 明治大学創世期」のお噺です。明治大学創立者の先生方の当時のことを落語にした、オリジナルでまさにここでしか聞けない貴重で面白いお噺でした。
引き続き、『明治大学大学院 院長の坂本恒夫先生の講演』です。先生ご自身によるプロフィール紹介では、坂本先生の聡明でユーモア溢れるお人柄に魅了されつつ、「これからの明治大学の方向性」というテーマで講演を聴きました。これからの明治大学の発展が楽しみになりました。
最後はリバティタワーに移っての懇親会です。
午前中の生田キャンパスでは、遠方にもかかわらず父母会運営委員・会員、OB関係者24名、午後から駿河台キャンパスでは、さらに増え総勢49名の参加となりました。
今日一日をご一緒した方々と交流しつつ、スクラムを組んで校歌を斉唱し、立川志獅丸さんのプロの三本締めにて、貴重な「一日学生気分」の終了のチャイムが鳴り響きました。
各行事・日程の詳細は東京都東部地区ホームページにてご案内いたしますので、随時ご確認ください。
1月20日(土)渡辺正行氏 講演会