全日本大学駅伝 東海三県合同オンライン応援会のご報告
秋のスポーツ応援企画 第二弾として、11月7日に、第53回全日本大学駅伝の東海三県合同オンライン応援会を開催しました。
三県合同での行事は、2年ぶりです。
愛知県父母会の行事で一番人気が、この通称伊勢駅伝。
愛知・熱田神宮西門前をスタート、三重・伊勢神宮内宮宇治橋前をフィニッシュの8区間106.8kmのコースで開催されます。
年間650万人近い参拝者が訪れる熱田神宮
ふだんは静かで厳かな雰囲気の西門(2021年11月11日撮影)
2019年の第51回までは、熱田神宮に早朝、父母会有志が集合し、そろいの法被を着て、応援団のみなさんとともに沿道から大声で応援していました。
揃いの法被を着て応援 (2019年)
2年前(2019年)の駅伝応援風景
今年は、直接沿道から声援を送ることはかないませんが、そのかわり、愛知・岐阜・三重の三県合同でのオンライン応援会です。
まずは愛知県父母会 岡部会長のごあいさつです。
朝早くからご参加いただきましてありがとうございます。わたしも今日は5時半起きです。
昨年に引き続いて、東海三県交流会がコロナ禍で開催できませんでしたが、こうして三県の方とお会いできて大変うれしく思います。
熱田神宮から伊勢神宮まで選手たちが駆け抜けます。みんなで応援しましょう!
続きまして、岐阜県父母会 浅井会長。
わたしも二年前に熱田神宮西門に行って、応援していました。東京からの応援団やみなさまとともに声援を送ったことを今でも鮮明に覚えています。
応援の後、父母会のご厚意で温かいおにぎりとお味噌汁をふるまっていただいたことも、とてもうれしく記憶に残っております。
今日も現地に行って応援したかったなあと思いますが、コロナ感染も落ち着いてまいりましたし、来年はみなさまと一緒に現地で観戦できたらいいなと思っています。
応援のあとの朝食会 (2019年)
そして三重県父母会 松本会長。
三県合同応援会に参加できてとてもうれしいです。三重県父母会では“子を思い 仲間とともに 親を楽しもう”というコンセプトのもとに活動しております。
オンラインと対面式の役員会をかけあわせながら、直接的なコミュニケーションは決して今までよりは多くはないが、密度濃く活動しています。
来月はラグビー応援会をやる予定ですので、今日の駅伝応援を参考にさせていただきます。
三県会長のあいさつの後、いよいよ8時5分のスタートを待ちます。
各自テレビ画面にて放送を見ながら、Zoomでつないで応援します。
そしていよいよ大学日本一を決める全日本大学駅伝、緊張のスタート。
愛知・熱田神宮西門前から三重・伊勢神宮内宮宇治橋前までをつなぐ全日本大学駅伝。
今年も各大学ののぼり旗も、楽器の音色も、沿道からの大声援もありません。
明治大学は二枚看板、手嶋杏丞選手を1区、鈴木聖人選手を6区と大胆な采配です。15度目の挑戦、紫紺のたすきをつなぐ明治大学!
スタートの緊張がほぐれた頃、愛知県父母会事務局長 森山さんの司会で、自己紹介をしました。
忙しい合間を縫って参加してくださった方も多く、移動の車中からお話くださった方もいらっしゃいました。
そして自己紹介が済み、場もあたたまった頃、レースはエース手嶋選手、トップから16秒差の8位で、2区の児玉真輝選手へ。
予選会でも好走をみせた児玉選手は四人を抜き、トップに+14秒の4位で、3区の富田峻平選手は+1分38秒の6位で4区の小澤大輝選手へ。
初めての駅伝出場となる小澤選手は拓大、法大、順大を抜いて、トップとの差1分4秒の3位で5区の尾﨑健斗選手へ。唯一の1年生尾﨑選手は+1分19秒の7位でたすきをつなぎました。
みんなで応援しながら、普段は会ったことのないメンバー同士、情報交換やお悩み相談、就職活動、そして雑談などでおおいに盛り上がりました。
めいめいの明治応援グッズの自慢や、「暁の鐘」の表紙撮影の依頼がきたらどうしようとか、各地区の紹介動画について、来年の紹介動画はこのテーマでいこうとか、グルメでいくならあれははずせないとか…。
そうこうしているうちに、レースはトップが次々に入れ替わる歴史的大激戦となりました。まさに最後まで予想のつかない展開です。
6区の鈴木聖人選手は、4年生キャプテン。「キャプテンらしい走りでチームを牽引したい」とひたすら前へ前へという走りをみせ、どんどんタイム差を縮め、そして8キロを超えたところで、早大の佐藤航希選手を抜いて4位に上がりました。7位から3つ順位を上げた、まさにエースの走り鈴木聖人選手!
1位 東京国際、二位 順天堂、三位は青山学院、追い上げる明治。
たすきを受け取った時には、青山学院大との差は46秒。12キロを前にして、とうとう青学の若林宏樹選手を抜き去り、前との差もどんどん縮め、3位に躍り出ました!
明治はなかなか中継で映らないと、参加者みんなでボヤく中、鈴木選手は解説つきで長く中継に映り、みんなで大声援を送りました。
1位東京国際、二位順天堂、そして明治 鈴木聖人選手は3位。トップとの差は1分21秒。順位を4つ上げて3位で、7区の橋本大輝選手に紫紺のたすきをつなぎました。
3年前から終盤2区間がロング区間(7区17.6km、8区19.7km)となったため、当然この2区間が最重要区間となります。
7区の橋本選手も淡々としたいい走り。そこへ駒澤大 田澤簾選手と青山学院大 近藤幸太郎選手のエースふたりが迫ります。
そして7区を3キロ過ぎたところで、駒大 田澤選手と青学 近藤選手に一気にかわされましたが、区間4位の好記録で、8区の加藤大誠選手に最後を託します。
加藤選手はエースが揃う最長区間で、7位で耐えゴール。2年連続シード権獲得を果たしました。おめでとうございます!
テレビ中継、Zoomを通じて一緒にご声援くださったみなさま、ありがとうございました。
選手のみなさんは、来年1月2日・3日の箱根駅伝に出場します。引き続き応援しましょう。
次回は、秋のスポーツ応援企画 第三弾として、ラグビー大学対抗戦 (明治 対 早稲田)オンライン応援会を開催します。12月5日 14時キックオフです。ぜひご参加ください。
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