2024年 全国学生落語選手権~策伝大賞~《前夜祭/予選会観覧》ご報告
現在の岐阜市三輪に生まれた『安楽庵策伝』は、説法の名手であったと言われ、さまざまな落とし噺を集めた『醒 睡 笑』を著し、“落語の祖”と呼ばれるようになりました。日本一元気な県都を目指す岐阜市では策伝上人の生誕450年を記念し、平成15年度から**全国学生落語選手権『策伝大賞』**を開催しています。
今年で21回目を迎え、予選(2月16日)決勝(17日)に長良川国際会議場で開催されました。54校261人がエントリーし、動画での事前審査を通過した54の大学および大学院の学生159人が古典や創作の演目を披露しました。
策伝大賞ホームページ: https://www.sakuden.jp/
我が明治大学からもこの策伝大賞に出場し、プロに進んだOBも多数みえます。我が明治大学落研からは2024年は6名が動画審査を通り、予選に参加をしました。
明治大学岐阜県父母会は明治大学校友会岐阜県支部と共に、2月15日に前夜祭を岐阜キャスルインのダイニングてっぺんにて開催しました。来賓として、策伝大賞の審査員を務める柴橋岐阜市長に参加をしていただきました。岐阜県父母会からは8名参加をし、校友会を合わせて30名で学生達を激励しました。
寄席と化した会場に高座が準備され、明大落研の学生さんが本番前のリハーサルとして落語の演目を披露してくれました。学生たちの落語で会場全体が笑い包まれ、楽しい時間を過ごしました。
演目終了後、父母会・校友会からの支援金一封を授与し、最後は 『天下に冠たる 明治大学校歌』を明大生,校友会の方々と熱唱し、学生へのエールを送り、閉会となりました。
翌日2月17日(金)の予選会は例年とは違い平日開催であったこともあり少人数でしたが3名の父母が会場である『長良川国際会議場』に応援に駆け付け、明大生の予選通過を笑いと拍手で後押しをしました。結果は残念ながら8名の決勝進出者には選ばれませんでしたが、笑いに包まれた時間を過ごすことができ、充実した1日となりました。
今後とも岐阜県父母会は明治大学落語研究会を盛り上げていきます。皆さんも来年は策伝大賞の演目を観覧しに岐阜を訪れてみてはいかがでしょうか?笑いで幸せな気分になれること間違いありませんよ!