第21回明治大学シェークスピアプロジェクト(MSP)福井公演 & 「日本初の女性弁護士 ドラマのモデルになった三淵嘉子の実像」講演会 参加報告

第21回明治大学シェークスピアプロジェクト(MSP)福井公演 & 「日本初の女性弁護士 ドラマのモデルになった三淵嘉子の実像」講演会 参加報告

令和6年9月14日(土)に福井県で開催されたMSP公演に北越協議会のメンバーとして新潟県から2名が参加しました。
リーディング公演として、第1部は「自由太刀余波鋭峰(じゆうのたちなごりのきれあじ)」『ジュリアス・シーザー』、第2部「汝所好」(すきずき)『お気に召すまま』を、最初は坪内逍遥の原訳、その後現代語訳で、学生たちの朗読劇で鑑賞させていただきました。
合間に明治大学文学部 井上 優 教授の解説があり、難しい内容を素人の私たちにも分かりやすく説明してくださり、少しだけ明治之沙翁(シェークスピア)を理解できたような気になりました。

公演後の懇親会では、学生や大学関係の方々、連合父母会役員の皆様、福井県、富山県父母会の皆様と美味しいビールと食べ物をつまみながら、大学や父母会の現状について、楽しく語り合うことができ、大変有意義な会となりました。

翌日は「虎に翼」の法律考証を担当された明治大学法学部 村上 一博 教授による「日本初の女性弁護士 ドラマのモデルになった 三淵嘉子の実像〜桂場等一郎と石田和外(福井県出身の最高裁長官)との接点」講演会に参加しました。三淵さんは女性として初めての裁判所長に就任した先が新潟家庭裁判所でしたので、新潟に大変ゆかりがあり「虎に翼」も毎日楽しみに見ておりました。村上 教授からドラマの中で重要人物である桂場等一郎氏のモデルが福井県出身の石田和外氏ということや、撮影裏話、ネタバレなど虎翼ファンの私にとって大変興味深いお話をたくさん聴かせていただきました。

番外編 同じ北陸地方といえども、遠くてなかなか訪れる機会が少ない福井県。せっかくなので色々と楽しみました。虎翼同様に大好きな「光る君へ」ゆかりの越前市にある紫式部公園を訪れ、名物の辛味そばをいただきました。また、一乗谷朝倉氏遺跡博物館を見学し歴史を堪能しました。また、新潟は「タレカツ丼」が有名なのですが、福井名物のヨーロッパ軒の「ソースカツ丼」を食べ比べ、見て、聞いて、食べて。福井県を満喫しました。