【連合父母会】第14回 明治神宮外苑大学クリテリウム集中応援報告
2020年2月23日(日)、澄み渡る青空のもと、新国立競技場に隣接する神宮外苑の特設コースにて、明治神宮外苑大学クリテリウムが開催されました。
クリテリウムとは自転車競技の一種で、周回コースを決められた回数走破し、タイムを競う競技です。
2019年度の最終戦となる今大会に、明治大学体育会自転車部は、グループ1から3までの各クラスに選手を送り込み、最上位ランクであるグループ1の大学対抗戦では総合優勝を目指します。
協会が定めた指定場所に応援団が陣取り、コースの反対側に自転車部OB会、校友会の皆様、選手のご家族が数十名。そして連合父母会の呼びかけに応じた、首都圏を中心とする各地区の父母会役員及び一般会員50名余りが集結。応援団と一体となり、総勢100名を超える大応援団で選手たちに声援を送りました。
レースはグループ3(4周・6km)から開始され、グループ3Aでは塩島嵩一郎選手(法2)が幸先よく1位でゴール。続くグループ3Bでは上野矢竜選手(経営1)が3位。グループ2(8周・12km)では、グループ2Aで白尾雄大選手(理工1)が22位、グループ2Bでは武村拓選手(法4)が6位、齋藤知樹選手(政経1)が8位、小林右京選手(政経2)が24位でゴールしました。
フィナーレを飾るグループ1(大学対抗)は距離が30km。1.5kmの特設コースを20周も走破する過酷なレースで、最上位クラスにランキングされている60名のエリート選手がしのぎを削ります。明治大学はエースの渡邊慶太選手(政経3)、花田凱成選手(農2)、青木拓穂選手(経営1)の3選手が対抗戦1位を目指して出場しました。
長いレースであるため、選手同士の駆け引きが見ものです。先頭に立つと猛烈な空気抵抗を受けて体力を消耗するため前の選手を風よけにし、チームで協力しながら順位を保つなど、きめ細かな戦略と技術が必要とされます。
クリテリウム競技の見どころは、同じ場所を何度も通過するので、レースが終わるまで一貫して応援できるところでしょうか。
短い周回コースであるため、遅れた選手は容赦なく強制的にコースアウトさせられます。最後まで完走できたのは29名と半分以下でした。
40分を超えるレースは終盤までもつれましたが、日本体育大学の篠田幸希選手が1位でゴール。明治大学は渡邊慶太選手が4位と惜しくも表彰台を逃しましたが、花田選手が13位に食い込み、大学対抗総合2位で見事表彰台を飾りました。
今年で14回目となるクリテリウム大会は大変な盛り上がりをみせて終わりましたが、自転車部は休む間もなく翌日から三重県熊野市で合宿を行います。
連合父母会では、「この感動を地方に、全国に。Mスポ全力応援宣言」をスローガンに掲げ、メジャースポーツだけでなく、多様な部活動へと感動の輪を広げることを目標としています。
自転車競技の大会は地方開催も多く、トラックやロードレースなどクリテリウムとは異なる競技も開催されます。お近くの父母会は是非応援に駆けつけてください。
最後になりますが、きめ細かい情報をタイムリーに届けて下さった、駿台自転車倶楽部(自転車部OB会)広報の後藤勇三様には大変お世話になりました。また、自転車部の﨑章浩部長、駿台自転車倶楽部の高橋錦司会長からは、自転車競技の解説や今後の大会予定など、貴重な情報をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
※自転車部の大会予定
【全日本学生選手権トラック競技大会】
・6月27、28日 福島県 泉崎自転車競技場(トラック競技)
【インカレ】
・8月21、22、23日 長野県松本市美鈴湖自転車競技場(トラック競技)
・8月31日 長野県大町市美麻地区(ロードレース)