ハイブリッド会議に挑戦してみた!
連合父母会執行部は月2回のペースでzoom会議を行っていますが、2020年度からまだ一度も対面で会議をしていません。この日、ポストコロナを見据えてハイブリッドに挑戦してみました。
執行部会のメンバーは、会長、副会長、顧問と父母会連携事務室の皆さんです。大学職員の皆さんは活動制限指針レベル2でも感染防止に留意して学内での対面会議が可能ですので大学会館3階の会議室を使用して実験してもらいました。
結果を簡単に言うと、マイクとプロジェクターがある会議室にノートPCを持ち込んで、zoomミーティングを始めるだけで可能でした。
<詳細はこちら>
1)持ち込みはノートPC(2015購入のレノボ社製)
※かなり型落ちながらZoomの特性としてハイスペックマシンを必要としないので問題はありません。
2)ネット環境は大学が会議室用に備えているモバイルWi-Fi環境を使用
3)マイクシステム:会議室に備え付えつけのワイヤレスマイク、出力は:備え付けの天井スピーカーから。
4)会議室内の様子を共有する:PCについているカメラでは、全体的な参加者画像を撮れないため、やはり安い広角なwebカメラを卓上に置いてZoomのビデオーカメラで設定すると良いです。ピンキリですが、実売3000円程度のモノで十分でしょう。(この日は使用しませんでした。)
5)プロジェクターへの出力:持ち込みノートPC(やや古い)の画面を、VGAケーブルを使ってプロジェクターに出力。時代的なスタンダードはHDMIケーブル。
ちなみに、この接続に使えるケーブルは、PCの種類によって異なりますが、購入する場合でも実売価格は1000円前後。
6)ノートPCで動画共有などをする際は、PCから出力される音声を、音声ケーブル(ピンジャック to ピンジャック)をアンプに繋ぎ、天井スピーカーから出力しました。
<その他のヒント>
・Zoom会議で推奨されているヘッドセットは未使用。
・音声の共有は、ワイヤレスマイクに向かって喋り、天井から出力される音声をノートPCのマイクが拾い、Zoomで繋がっている相手へ伝達。
・Zoomで接続した側は、響くような音声で聞こえるものの、問題なく聞き取れます。
・会議室に居ないZoom接続者が発言する場合、会議室にいるメンバーは天井スピーカーからの音声を聞き取ります。
・Zoom参加者に「こだま」するように音声が届く場合は、Zoom参加者が発言する時に会議室設置のZoomのマイクをミュートにすることで回避できるようです。(この日は問題ありませんでした。)
・会議室、Zoomいずれの参加者も、発言をしない場合はマイクをミュートにして雑音を入れないように協力するとハウリングの対策にも良いようです。
・何よりも通信環境(通信速度)が重要です。通信速度の測定はwebで公開されている無料のアプリがありますので「通信速度測定」などと検索してみてください。
・山形県の事例ですが、会議室のカメラ、マイクの用意はせず、各自のPCでそれぞれZoomに入って画面のみ大型テレビで共有したようです。地区に合った方法を色々と試してみるのがいいかもしれません。https://www.meiji-parents.jp/activity/area01/yamagata/20210617.html
皆さんの地区でも、ぜひハイブリッドに挑戦してみてください。ポストコロナの時代になっても、お住まいが遠い人、予定が詰まっている人、介護で家を離れられない等のご事情がある人も参加できるようになります。
地区でやってみた、もっといいやり方がある等、HP上でどんどん共有してください。お待ちしています!