ツアー in 信州松本・塩尻(中部三県) のご報告
 
            ― 父母会の絆がさらに深まった、秋の思い出の一日 ―
中部三県協議会・懇親会の翌日となる10月12日(日)、「中部三県ツアー」が開催され、静岡・山梨・長野の三県から32名が参加。秋晴れの信州を巡りながら、観光と交流を楽しむ一日となりました。
五一わいん(林農園)でお買い物とブドウ畑散策
最初の目的地は、塩尻市の老舗ワイナリー「五一わいん」。樽香ただよう店内には、信州産ぶどうを使った芳醇なワインがずらりと並び、皆さんお土産選びに夢中になりました。「家族へのおみやげに」「自分へのご褒美に」そんな声があちこちから聞こえてきました。さらに今回は、特別にワイナリーの敷地内にあるブドウ棚を見学させていただきました。秋の日差しの中、実りの房が並ぶブドウ畑を歩くと、自然と笑顔がこぼれます。ブドウの香り、澄んだ空気、そして参加者の笑い声。そのどれもが、信州の豊かさと父母会の温かさを感じさせるひとときとなりました。
 ワイナリー観光
ワイナリー観光奈良井宿で歴史を感じる散策
次に訪れたのは、江戸の情緒を色濃く残す中山道の宿場町「奈良井宿」。通りを歩けば、昔ながらの木造建築が立ち並び、木の香りと秋の風が心地よく感じられます。参加者の皆さんはカメラを片手に、漆器や手作りの工芸品を眺めたり、名物の五平餅を味わったりと、それぞれの時間を満喫しました。
 奈良井宿観光
奈良井宿観光信州そばの昼食と松本散策
昼食は、信州名物・手打ちそば。打ち立てのそばをすすりながら、「香りが違うね」「やっぱり信州の味だね」と談笑が弾み、旅の疲れもどこかへ吹き飛びました。温かな笑顔とともに、信州の味覚を堪能するひとときとなりました。
午後は、松本城周辺の自由散策へ。国宝・松本城をはじめ、縄手通り商店街、松本市立博物館、旧開智学校校舎、四柱神社、時計博物館、中町通りなど、それぞれが思い思いのルートで城下町を歩きました。紅葉が色づき始めた松本の街並みは、まるで一枚の絵画のよう。地元の人々とのあたたかなふれあいを楽しみながら、お土産選びに夢中になる参加者の姿が印象的でした。
 松本城周辺自由散策
松本城周辺自由散策おわりに
今回の中部三県協議会、懇親会とツアーを通じて、改めて感じたのは——
「明治大学父母会は、子どもたちを支えるだけでなく、大人たちも笑顔になれる場所である」ということ。準備に尽力された長野県父母会の皆さま、遠方からご参加いただいた静岡・山梨県の皆さま、そして大学関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。これからも明治大学長野県父母会は、「学び」「語り」「笑い合う」温かなつながりを大切に、活動を続けてまいります。