【北海道4地区父母会】第1回北海道4地区父母会就職懇談会報告(2014-12-14)
かねてより念願だった北海道での就職懇談会を平成26年12月14日(日)に開催する事が出来ました。
当日は衆議院総選挙と重なり、又「嵐」のコンサートの最終日と相まって、札幌への交通機関、札幌市内はキャリーバックを持った女子(老いも若きも)が多数ひしめき合っている状態でした。心配していた天候も幸にも好転し、遠方から来られた方も皆さん時間通り参加出来た様です。
参加者は函館地区2名、札幌地区27名、道東地区4名、道北地区2名 合計35名参加頂きました。
今回の主な目的は、次年度より就職活動解禁の時期が3月に変更することにより、現在の3年生以下の学生が就職活動の変化をどの様に捉えると良いか、父母の皆さんに知っていただこうとの思いで、開催にこぎつけました。
司会は北海道函館地区の副会長の田中朋子さんが担当し、札幌地区会長の開会挨拶から始まりました。
1.明治大学就職キャリア支援事務室から滝晋敏様にお越し頂き、「就職活動時期の変更とその対策について」をテーマでお話頂きました
大学で行われている、学生への就職サポート、セミナー、先輩たちの情報提供、企業からの明大独自の会社説明会、昨年度の実績等詳細なデータとお話で、遠く離れた東京で就職活動をしている我が子が、安心して相談出来る体制が敷かれている環境を知ることが出来ました。
2.卒業生からの講和では、昨年野村證券に入社し札幌支店に配属になった、江畑佳洋さんより、自分の学生生活や就職活動の実態、なぜ野村證券を志望し採用されたかの、彼なりの戦略を披露していただきました。
就職先は待遇が良い証券会社一本狙いで、積極的に企業研究や卒業生と接触し、早期に人事担当の人にアプローチしたこと、ラグビーで鍛えた根性と自分自身の強みをアピールしたことにより、採用を勝ち得たとのこと。就職後は毎朝4時に起き、日経新聞他各新聞を読み、営業に必要な情報を収集、終業後は毎日営業先3件に自筆の手紙を書くこと、先輩たちとの飲み会、麻雀等の付き合い等、仕事の実態も報告頂きました。参加された父母の方たちは彼の頑張っている姿を、我が子に置き換えて聴いていた事と思います。
3.今年度卒業生の就職内定までの道のりの紹介では、商学部Sさんの迷いながらも希望の企業に最終的に内定を受けた経緯の報告です。
大学のキャリア支援センターに相談に行った時に違和感を持ち、独自に就職支援会社に登録し、専任のカウンセラーから紹介された企業数社に応募したがなかなか内定がもらえず、再度キャリアセンターに父親同行で相談に行った所、推薦できない就職支援会社だった事が解り、改めて大学からの紹介を準備していた時に、応募していた企業から直接連絡があり、面接時の条件とは違い、新規事業展開の為に採用したいとのことで、念願の企業に内定を受けた、珍しいケースを紹介して頂きました。
4.「父母が知っておきたい現在の就職活動」では、キャリアコンサルタントの視点から、札幌地区会長の古島典子より、親世代の就職活動と現在の状況の変化、企業が求めている人物像、面接時の注意点、就職までに身につけておきたい知識や技能等の説明でした。
大学からお持ちいただいた、就職活動手帳4冊を回覧後、希望者の中でじゃんけんの勝者にプレゼントされました。その場で熱心にご覧になっていた姿は、これから子どもと一緒に就職戦線を勝ち抜こうと言う意気込みを感じました。
参加者からの、「自分の時代も大変だったが、今はどうしてこのように就職が大変になったのか」の質問に、大学の滝様から丁寧に現在の企業の状況、学生の変化等時代の大きな変化を説明頂きました。
会の終了後、懇親会がセンチュリーロイヤルホテルで開催され、22名の参加をいただきました。
大学からお越しの滝さんは、日帰り出張で20時の飛行機に間に合う様、ぎりぎりの時間まで、参加された皆さんへ大学の様子や、父母からの質問にお答えいただきました。滝さん自身明治大学卒業で、大学への愛着や自負を持って学生と対応して頂いている様子に、改めて明治大学の魅力を感じた時間でした。
次回からの定期開催に向け、北海道4地区役員一同準備にあたり、お子様が早期から将来への準備に当たれる様、父母の方たちが適切にお子様と話し合いながら就職活動に向えるようにしていきたいと思います。
今後とも父母会は、学生と父母の皆さまが明治大学での生活を有意義なものになる様、側面からのサポートをしていきたいと思います。
文責:札幌地区 古島 典子