【宮城県】新入生・新入生父母交流会報告
日時/2020年8月30日(日)15:00から16:40
Zoomによるリモート開催
宮城県父母会の新入生・新入生父母交流会を8月30日(日)Zoomによるリモート方式で開催し、現役学生5名、新入生父母2名、父母会役員12名が参加しました。さらに、連合父母会から吉野副会長、古川副会長、木田副会長、寺島副会長の4名、大学父母会連携事務室の杉浦様のオブザーバー参加を頂き、総勢で24名の交流会となりました。
新型コロナウイルスにより、新入生の皆さんは未だにキャンパスに立ち入ることができない日々が続いています。思い描いていた大学生活を送ることが出来ず、展望も不透明で様々な不安を抱える新入生とそのご父母に、明治大学の先輩学生、父母、大学関係者に気持ちを伝える場を提供したいとの思いで企画しました。そんな呼びかけに応じ、2年生以上の学生さんも複数参加してくれました。新入生を含めた現役学生が5名と少ないようではありましたが、それぞれ制約がある環境での学生生活について、考えをストレートに語り、父母として一人一人のお話をじっくりと聞くことができる貴重な機会となりました。
「講義には不満はないが、評価方法が曖昧で不安がある」「オンラインで受講し学業は充実しているものの、大学生としての実感が持てない」といった新入生の心情や、「留学やゼミ合宿の機会が無くなって残念」「一時期はアルバイトが無くなり大変だった」「部活動が出来ず仲間と会う機会が失われた」「もともとの知り合いではなく、初対面同士でオンラインミーティングをすると活発な議論につながらない」「自分は対面での大学再開を希望しているが、そう考えられない人もいるのではないか」など、学生の『今』を話していただきました。
参加された父母の皆さんからは、お子さんとご自身の近況の報告に加えて、オンライン講義という環境下での学生の評価基準の在り方や、対面での講義の再開の見通しなど、様々な意見や問いかけがありました。新入生の父母からは「希望を持って子どもを送り出したが、一度も大学に足を踏み入れることが出来ず、サークル勧誘など大学生ならではの体験が出来ないことを思うと日々悶々としてしまう。来年になってからでは味わえない体験だと思うと子どもがかわいそうになる」とのお話もありました。
そのような学生、父母の意見や疑問については、父母会連携事務室の杉浦様から丁寧な回答がありました。大学が、日々刻々と変わる新型コロナウイルスの状況に苦慮しながら、最善を目指して対応を重ねている実情を、個々の事例を通して説明していただきました。中でも、父母の間では「Oh-o! Meiji」システムがオンラインの環境のベースとして学生と大学のコミュニケーションの有効なツールとなっていること、「Oh-o! Meiji」上でアンケートにより学生の意見を聞いているなど、具体的な活用方法を知って安心したという意見がありました。
宮城県父母会でのオンラインミーティングは、学生がオンライン講義で使用しているZoomを父母も体験してみようということからスタートしました。対面には及ばないものの、複数の参加者が相手の反応を見ながら話し合えることで、それなりの成果が出ると感じていましたが、今回は、東京にいる学生、地元にいる学生、連合父母会、大学からと空間を超えてリアルタイムにお話をすることができ、オンラインによる父母会の新たな可能性を発見できたのではないかと思います。そして、学生、父母それぞれが状況を話し合い、共感しあうことができました。有意義な交流会になったと感じております。
宮城県父母会の活動にご参加いただける父母の皆さん、また、このような交流会のご希望がある学生の皆さんは、下記あてにお問い合わせ下さい。
宮城県父母会連絡メール : mump2019@gmail.com
※メールにはご要望、お名前、お子さんまたはご本人の学年、学部をご記載下さい。