【千葉県西部地区父母会】第12回Meiji(University) Shakespeare Project [MSP]「薔薇戦争」観劇報告

 千葉県西部地区父母会は2015年11月13日(金)から15日(日)まで5公演行われたシェイクスピア史劇3部作の完結編「薔薇戦争」の最終公演を観劇しましたのでご報告いたします。

 

 本年の公演にあたって、千葉県西部地区父母会は役員のみならず、一般会員にも積極的に呼びかけ「千葉県西部地区父母会ホームページ」、メールアドレスを登録されている一般会員の皆様への「メール」によるお知らせ、明治大学広報誌への「千葉県西部地区父母会イベント案内」同封の3つのツールによる募集呼びかけにより、一般会員45名様もの応募があり、席の確保に奔走するという嬉しい悲鳴に役員一同感謝する次第です。

 

 「薔薇戦争Wars of the Roses」は、 100年戦争終戦後に発生した イングランド中世封建諸侯による内乱であり、1455年5月にヨーク公リチャードヘンリー6世に対して反乱を起こしてから、1485年に立するまで、プランタジネット家傍流のランカスター家(赤薔薇)ヨーク家(白薔薇)との間で戦われた権力闘争である。
 ヨーク家とランカスター家は、ともにエドワード3世の血を引く家柄であったが、エドワード4世が急死すると、王弟グロスター公リチャードはエドワード4世の幼い遺児エドワード5世と母后エリザベスの一族を排除し、諸侯や市民の推戴を経てリチャード3世として即位する。リチャード3世の即位に反対する勢力によって国内は再び混乱し、フランスに亡命していたランカスター派の リッチモンド伯ヘンリー・テューダーは、1485年に兵を率いてイングランドに上陸すると、ボズワ<ースの戦い リチャード3世を撃ち破り、テューダー朝が開かれた。(Wikipedia)

 

 シェイクスピアの史劇には多数の作品がありますが、MSPは「ヘンリー4世」「組曲・道化と王冠&ヘンリー5世」に引き続き、本年はその3部作の完結編「ヘンリー6世」「リチャード3世」を上演されました。本年の公演はCAST 、STAFF、すべて明大生約140名による集大成だそうですがプロの方々のサポート・指導の元、厳しい練習を重ね、立派な作品に仕上がっており、上演後の万雷の拍手もそれを物語っていたと思います。
 第1部はフランスから嫁いだ「ヘンリー6世」の妃「マーガレット」を中心に、第2部は悪役とも言われる「リチャード3世」を中心に物語は展開され、夫々の迫真の演技に圧倒、魅了され、感激、感動さえ覚えました。上演に当って、CASTは勿論ですが、音楽部、演出助手部、宣伝美術部、照明部、スチール・映像部、舞台美術部、制作部、衣装部、総てのSTAFF、総勢約140名の明大生による素晴らしい公演、本当にお疲れ様でした。心より最大の拍手、御礼を述べたいと思います。ありがとうございました。
 また、MSPの皆様の益々のご発展、ご活躍を祈念しております。

 

(広報)

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