【千葉県東部地区父母会】関東大学ラグビー明早戦の応援報告(12-1)

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 大学ラグビー伝統の一戦、関東大学リーグ対抗戦の明治大学対早稲田大学が、12月1日(日)に2020年東京五輪に向けた改修工事が来年から始まる東京都新宿区の国立競技場で行われました。

 

 晴天の中、千葉県東部地区からは14名が参加し、多くのドラマを生んできた現在の競技場最後の「明早戦」を約4万7000人の観客とともに見守りました。明冶大学は後半に何度も好機を迎えながらトライを奪えず、早稲田大学に3-15で敗れましたが、国立最終戦に相応しい白熱した素晴らしい試合を目に焼き付けることができました。

 

 バックスの早稲田大学と重戦車FWの明治大学。持ち味が対照的なライバル対決はファンを魅了し続け、国立での開催は1973年に始まったとのこと。80年代前半には6万6999人を記録するなど超満員が当たり前の時代が続きましたが、近年はラグビー人気低迷で空席が目立っていたとの記事を読みました。しかし、今回は国立競技場で行われる最後の明早戦という節目の試合でしたので、両校のラグビー部が観客増に向け学生、OBなどに働きかけ国立競技場は満員となったとのこと。両校の応援合戦からも伝統の一戦への熱い気持ちが伝わってきた試合となり、直接スタジアムに足を運ばなければ感じられない熱気や興奮。それらは観客によって生み出されるものだと、今回久々に国立競技場に赴き痛感いたしました。そして、今回のような伝統や熱気のある学生スポーツに対しては、父母会やOBなどの大人が積極的にスタンドに行くなど、多くの人を巻き込んで後世に伝えるべく『明早戦』を盛り上げていくことが大切だとあらためて感じた試合でもありました。

 

 試合後にはシンガー・ソングライターのユーミンがラグビーを題材にした曲「ノーサイド」を熱唱。我々父母会の世代にとってのユーミンは、格別な演出でしたが、ユーミンの歌声に両校選手が集まった中で涙を流していた選手がスクリーンに映し出されていたのが大変印象的でした。  

 写真は左が電光掲示板、右が試合風景です。

 

理工学部1年 原田洋二