【千葉県東部地区】首都圏11地区父母会「就職懇談会」の開催報告

【千葉県東部地区】首都圏11地区父母会「就職懇談会」の開催報告

 2018年10月20日(土)に、明治大学駿河台キャンパスのアカデミーコモンにて、首都圏11地区父母会「就職懇談会」が開催されました。

 首都圏11地区父母会「就職懇談会」は、埼玉県東西地区、東京都東西南北地区・多摩地区、神奈川県東西地区、千葉県東西地区の父母会が合同で開催しています。
 明治大学では、大学生の就職環境が、政治経済の動向により変化をするため、学生に対し、就職キャリア支援部(就職キャリア支援事務室、生田就職キャリア支援事務室)、中野教育研究支援事務室の適切な指導のもと就職活動を行っています。
 「就職懇談会」では、①就職について父母が多くの情報と正しい知識を得る、②就職について父母の理解を深める、③就職について父母が学生を側面から支援する,④就職活動をとおして「親子の対話」の機会がもてるといった目的で、開催されるようになりました。

 当日は午前9時30分に、11地区の応援役員(準備・運営要員として参加した地区父母会の役員)86名が駿河台キャンパスの大学会館3階会議室に集合し、運営に関する打ち合わせを行い、作業の流れの説明と各地区の父母会の担当する場所での作業の割り振りが行われました。打合せののち、午前10時頃よりアカデミーコモン1階に移動し、来場される3年生のご父母に配布するための資料の用意を行いました。
 就職懇談会の開催に当たり、当地区父母会から応援役員として5名(会長、副会長及び運営委員)が参加しましたが、千葉県東部地区父母会の会長は首都圏11地区父母会連絡会副座長を拝命されており、就職懇談会の第一部の司会・進行を行うことになっています。そのため、会長以外の応援役員は他地区の応援役員と協力して準備に当たりました。


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これから、資料の準備

 まずは、資料セットです。資料は、「文系」、「理工学部」、「農学部」、「総合数理学部」の4種類をセットしました。今年は、約650人のご父母が来場される予定でしたので、毎年ながら、資料は非常にたくさんの量になります。
 資料セットは、各地区父母会から参加した応援役員全員で行いましたので、思ったより早く終わりました。
 その後は各地区が持ち場の確認、他地区との連携の確認です。
 当地区父母会の業務分担は、「農学部」と「総合数理学部」のご父母を第二部の会場へ案内することです。担当場所は、アカデミーコモン2階ビクトリーフロアです。同じフロアで一緒に案内を担当する千葉県西部地区父母会と会場を確認し、席への案内、アンケート用紙の回収などの作業方法について確認を行いました。
 一方、当地区父母会の会長は、首都圏11地区父母会連絡会座長である東京都北部地区父母会長と一緒に、第一部が行われるアカデミーコモン3階アカデミーホールでリハーサルを行いました。第一部の司会・進行、大変緊張します。
 持ち場ごとに準備が終了次第、早めの昼食をとり、正午には担当の場所で来場される方への対応を開始します。

 第一部の会場はアカデミーコモン3階「アカデミーホール」で、全ての学部のご父母が入場されます。会場は満員です。
 13時、「就職懇談会」が開始されました。


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「就職懇談会」の始まりです。

 主催者(首都圏11地区父母会連絡会座長)のあいさつの後、越川学務担当副学長 兼 学生部長、就職キャリア支援センター長にごあいさつをいただき、舟戸就職キャリア支援部長から「就職支援の説明と就職概況等の現状報告」として説明していただきました。

 その後、「就職活動と企業の採用動向」を題して、東洋経済新報社の田宮様に講演を行っていただきました。
 ①マスコミが報道するほど就職は簡単ではない、②大企業が狭き門であることは変わらない、③親がやるべきこと・やってはいけないこと、④就活塾に要注意、⑤ブラック企業の見分け方について、講演してくださいました。
 2018年3月卒の全国の大卒者のうち11.6%の人は安定した職業に就くことが出来なかったと聞き、正直ビックリしてしまいました。
 そして、就活の現状を知らない親の発言が子供の就活に悪影響を与えるということを聞き、今回は講演を聞く機会を与えていただき本当に良かったと思いました。
 第一部は、田宮様の講演にて終了です。当地区父母会の会長の司会はどうだったでしょうか。司会・進行の大役を何とか終わることができ、ここで一旦安心です。
 
 休憩後、理系学部のご父母は2階の会場に移動となります。
 ここから、当地区応援役員のメインの業務の開始です。

 当地区父母会の応援役員は2階の会場前で、3階から移動されてくる理系学部のご父母をお迎えします。さあ、多くの方が2階に移動されてきました。
 「農学部、総合数理学部はこちらです!」と声をかけながら案内をします。当地区の応援役員も、無事にトラブルなく、ご案内ができたのではないかと思います。

 第二部の開始です。第二部は、就職キャリア支援部事務室が進行を行います。そのため、3年生役員を中心に、第二部については応援役員も話を聞くことができました。
 文系学部の会場では、「企業の採用活動の流れと就職支援行事の紹介」、「内定学生(4名程度)による就職活動体験報告会」でした。


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就職キャリア支援事務室担当者による説明


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総合数理学部の会場

 「企業の採用活動の流れと就職支援行事の紹介」では、明治大学の就職キャリア支援センターが、学生に対してこと細かくサポートしてくださることが分かり、安心しました。毎年11月から2月には、内定をもらった4年生が学生キャリアサポーターとして相談にも乗ってくれるそうです。内定を取るためにどういったことに気をつけるか、体験した方の話は、学生にとってとても参考になると思います。
 9月から大学では、就職・進路ガイダンスが始まっています。これから、いろいろなセミナーも始まりますので、じっくり自分の就職・進学に向き合ってほしいと思いました。
 「内定学生による就職活動体験報告会」は、とても参考になりました。内定学生の話を聞き、「インターンシップ」が大切だと感じました。皆さんいろいろな会社のインターンシップに参加したようです。
 最後に、質疑応答がありました。学生の話があまりにも上手なため、「自分の子供は、こんな風に話が出来るようになるのか」と不安に感じた方もいらっしゃいましたが、就職キャリア支援事務室の担当者の方が、「初めは、こんな風には話せていませんでした。経験を積んで、みんなこんな風に話し方が上手になりますので、心配しないでください。」とおっしゃっていました。
 理系学部でも多くの方から質問があったようです。

 質疑応答が終わり、これで第二部も終了しました。応援役員は、各会場出口にてアンケートの回収を行い、来場者を案内しました。
 全ての会場が終了したのち、応援役員は2階に集合し、首都圏11地区父母会連絡会座長のあいさつで、全ての業務が終了しました。
 千葉県東部地区父母会では、2年生、1年生の役員が応援役員として参加しました。朝早くから集合し、夕方までの作業で疲れましたが、多くのご父母にご来場していただき、アンケートには「参考になった」との意見が多く見られ、応援役員として参加して良かったと思います。

 千葉県東部地区父母会では、11月・12月といろいろな応援会・鑑賞会イベントを企画しています。当地区ご父母の皆様、ぜひご参加ください。お待ちしております。

(千葉県東部地区父母会 萩田)