2月22日 千葉県東西地区父母懇談会に行ってきました

2月22日 千葉県東西地区父母懇談会に行ってきました

2025年2月22日千葉県東西地区父母懇談会に行ってきました。
明治大学紫紺館にてまずはMSP(明治大学シェイクスピアプロジェクト)昨年度の演目である「お気に召すまま」から、モノローグミュージカル「シーリアとロザリンド」を鑑賞。
演じる学生さんたちの生き生きした表情、のびやかな歌声、表現力の素晴らしさは圧巻です!シェイクスピアの情感溢れる世界に浸り、心満たされるひと時となりました。
本公演は毎年本当に完成度が高く、学生の皆さんの情熱と日々の研鑽の結実である舞台は作品をより素晴らしいものに仕上げていると感じますが、このモノローグミュージカルでもその一端を充分に感じることができました。

昼食をはさみ、今度はガラッと雰囲気を変え明治大学落語研究会による落語を二席。
「寿限無」「新聞配達」を拝聴しました。着物を纏った学生さんの登場に私たちの期待感も高まります!
軽妙な語り口と早いテンポ、滑らかな滑舌で進む落語の世界に私たちもぐいぐい引き込まれ、楽しみ、笑い、リラックスしたひと時を堪能しました。

その後近隣にあるニコライ聖堂の名で知られる、東京復活大聖堂に足を運びました。
ニコライ聖堂は1884年から7年の歳月をかけて建てられた日本で有数のビザンチン様式の建造物で、1962年に国の重要文化財にも指定されました。関東大震災により倒壊しましたが多くの人の援助により再建、その形が現在のニコライ堂となっているとのことです。

1861年、函館ロシア領事館付属の司祭として来日したニコライ・カサートキンはニコライ堂をはじめとして日本各地に聖堂を建立しました。坂本龍馬の従兄弟である沢辺琢磨はキリスト教禁制下の中、このニコライにより洗礼を授けられます。
伝統と重厚感溢れる聖堂に足を踏み入れると、時が止まったような感覚を覚えました。
厳かな雰囲気の中、ろうそくの灯が灯され祈りを捧げる人の姿が印象的でした。
明治大学とともにこの地で歴史を刻んできた建造物、携わった人々に思いを馳せ感慨深いひと時となりました。
今回は普段あまりお話する機会のない西部地区、ご父母の皆様との楽しい交流はもちろんのこと、共に感動を共有し合うことのできる素晴らしい時間となりました。
学生の皆さんと企画、担当して下さった西部地区のご父母の皆様に心から感謝申し上げます。