【千葉県東部地区父母会】シェイクスピア劇「十二夜」観賞の報告(9-26)
秋の気配が深まってまいりました。いよいよ文化、芸術の季節の到来です。今回は第三回目となる、明治大学文化活動応援の報告をさせていただきます。
急遽来日公演が決まったケンブリッジ大学公認の演劇団体であるペンブルック・プレイヤーズによるシェイクスピア劇「十二夜」が、9月26日(月)、明治大学駿河台キャンパスのリバティーホールで催され、文化活動応援団長の花澤と、副団長になった高澤2名で観賞して参りました。
お話は、主人公である男装した双子の女性を含めた男女の三角関係が面白可笑しく描かれたもので、意外な方向へと展開するものの、最後はめでたしめでたしというものです。
舞台の上には常に四つのスーツケースが置かれ、場所と時間の移動を表現する手段としてうまく使われていました。また、役者達の楽しい歌、ダンス、小さなギターやスプーンを使った演奏も迫真の演技と合わせて、大変素晴らしいものでした。都度、拍手喝さいでした。台詞はすべて英語で、字幕、通訳はありません。とてもはっきりとした、美しい響きの格調高いブリティッシュイングリッシュだということは直ぐにわかりましたが、、、悲しいかな、意味はほとんどわかりませんでした。私ども二人はかつて、英語を母国語、公用語とする国に住んでいたのに何ということでしょう。但し、学生である若い役者達の全身で表現されたパフォーマンスと事前にいただいた粗筋を読んでいたこともあり、充分楽しめ、大いに笑えました。本当に心底面白かったです。
公演後、劇団員の皆さんとお話をすることが出来ました。皆さん異口同音に「楽しんでくれましたか?」と訊ねてくださいました。どこの国の学生も同じで、学業と演劇の練習との両立に苦労しているそうです。皆カレッジが違うので、なかなか一緒に練習出来ず、今回は二週間で集中して仕上げてきたそうです。また、酔ったりおどけたりして愉快な役を演じていた学生に「あれは地ですか?」と少し意地悪な質問をしたところ、笑いながら「ノー!演じただけですよ。」と答えてくれました。皆さん明るく、フレンドリーで、逆にこちらが質問されてドギマギする場面もありました。
ペンブルック・プレイヤーズの日本公演は今年で四度目です。次回の公演の時には、より多くの方々に楽しんでいただきたいと思います。
最後に国際連携本部の石津様、大変お世話になりました。どうもありがとうございました。
高澤、花澤
なお、写真は、ペンブルック・プレイヤーズ団員全員(中央の女性が花澤)と、感動冷めやらぬまま反省会に突入し自腹で黒ビール片手に語り合う二人(右:花澤、左:高澤)です。
次の企画にも思いを巡らせ、結局終電まで語りつくしたそうです。
お二人様、大変お疲れ様でした。
千葉東部地区HP管理人