【神奈川県西部地区】第9回神奈川県東西地区交流会議 報告
平成29年1月28日(土)に神奈川県東部地区父母会と西部地区父母会の交流行事としての第9回神奈川県東西地区交流会議を、西部地区父母会の主催にて『小田原歴史散策』を通じて行いました。
当日は天候にも恵まれて陽射しも暖かく庭先の梅の花が咲き穏やかな一日でした。
現在の小田原市の人口は約193,000人程度ですが、戦国時代は北条氏が治め、総構えの難航不落の城で、関東では最も栄えた城下町でした。1590年の豊臣秀吉の小田原攻めにより北条氏が滅亡し、歴史的にも大きな転換点になりました。その後、徳川家康が小田原を治めていますが、家康は江戸城を築城する際に参考にしたと考えられています。
小田原は箱根や強羅に行くときの通過点また、新幹線・東海道線・小田急線の乗換駅となっていて、県内に在住している人があらためて訪れる事は少ないと思います。しかし小田原には小田原城をはじめとして数多くの歴史的な遺構となりわいと、街の魅力が沢山あります。
今回はその中の一部をご紹介する約2時間30分の散策ルートとして、今回の交流会議の為に特別にコースを地元のガイドさんのご協力のもとに企画いたしました。
小田原駅東口をスタートして街中に点在する歴史的な遺構や老舗を回り、旧市街地を散策し小田原城址公園の本丸広場まで地元のガイドさんにいろいろご説明とご案内をして頂きました。
塩から・お茶・かつおぶし・かまぼこ等のなりわいを創業300年・450年も永々と続けている老舗が、『街角博物館』としてお店を開放しています。
散策に参加した父母会役員の皆様は、当日訪問した各老舗を訪問して小田原のなりわいを身近に感じて、新しい発見をして楽しんで頂けたかと思います。
城下町としての小田原と東海道の主要な宿場町として発展した小田原、また干物やかまぼこなどで有名な小田原ですが酒匂川と早川の流れ込む小田原の海はミネラルが豊富で今でも豊かな漁場があり漁業の街としても発展しています。
散策の最後に、昨年春に改修工事が終わったばかりの小田原城を見学して4階天守閣からの小田原市街地を360度に広がる景色として一望することができて皆で感動しました。
その後、報徳二宮神社の境内にある報徳会館にて東西地区父母会の親交を深めました。
今回の交流会議に参加していただいた役員の皆様、東西の親しい時間をありがとうございました。
おかげ様で大きなトラブルもなく、無事に終える事が出来たことを感謝いたします。
これからも一緒に明治大学と明治大学の学生、そして父母会を盛り上げていきましょう。
明治はひとつ
これからもよろしくお願いします。