【神奈川県西部地区】第12回 神奈川県東西交流会議ご報告
令和2年1月25日(土)に毎年恒例となっております、神奈川県東部地区・西部地区の父母会役員による東西交流会議が開催されました。
現在は東部地区と西部地区に分かれて活動をしておりますが、元々一つの父母会で活動しており2つに分かれるのをきっかけに開催されるようになりました。
普段はなかなか交流することのない東西父母会の役員同士の交流の場として大変有意義な一日です。
今年で12回目を迎えた今回は神奈川東部地区の主催により、明治大学生田校舎で農学部 村上周一郎教授による講義と試食会が行われました。
小田急線生田駅を降りるとすぐに東部地区役員の方々が何箇所かに立っていて下さり、 生田校舎まで徒歩10分程の道を迷わず到着出来ました。寒い中にも関わらずお心遣いに感謝いたします。
生田校舎に到着すると、まず入り口には理系の学部らしく地域産学連携研究センターがあり企業が入居して共同研究が行われているそうです。
ゆったりとしたキャンパスは四季折々の自然に恵まれ理工学部、農学部、大学院で約8000人の学生が学んでいるそうです。
緑の木々に囲まれた道を通り、第1校舎2号館の広いスクリーンのある講義室が今回の講義会場でした。
第一部は、農学部村上教授による「エイジングシート、熟成肉製造のための新たなツールの開発」と題して約50分の講義をして頂きました。
まず初めにスクリーンに生田キャンパスマップを写し、恵まれた研究設備や農場の
ある広いキャンパスの説明をして頂きました。
そのお話の中で2012年に開場した黒川農場についても紹介がありました。
こちらの農場は生田キャンパスからも近く、年間を通して継続的な実習ができる先端技術を取り入れた農場で農学部の97%の学生達が実習しているそうです。
毎年11月には1000人程が来場する人気の収穫祭が行われており、野菜の販売や豚汁の販売、収穫体験などができる地域の方からも人気のイベントだそうです。
10月中旬には詳細がHPに載るそうなので興味のある方は是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。
(黒川農場は第10回東西交流会で訪問させて頂き、大変お世話になりました。)
本題の村上教授の研究についてもとても興味深い内容でした。
最近よく耳にする熟成肉の製造方法についてでした。
村上教授のご専門である微生物を使って、よりスピーディーに安定した品質の熟成肉を製造するための業界初の新たなツールを開発され製品化されているそうです。
まだまだ研究、開発は続くそうで、今は高級品の熟成肉が将来普通に食べられるようになるかもしれません。
最後の質問タイムは皆さんとても熱心で、多くの質問が寄せられました。
第二部は場所を新百合ヶ丘に移し懇親会が開催されました
テーブルごとに自己紹介をしたり、活動内容を話したり、東西有志による余興で皆さん一緒に盛り上がり楽しく交流させて頂きました。
嬉しい事に東部地区の方が西部地区全員に明治大学校歌、応援歌の入った明治大学校友会CDを用意して下さいました。
そして最後は全員で肩を組み明治大学校歌を歌い役員同士の絆がさらに深まりました。
今回の交流会を企画、準備して下さった東部地区父母会役員の皆様、本当にありがとうございました。
今後も合同で開催する父母会総会の準備等ありますが、神奈川県ONE TEAMとなって 明治大学を盛り上げ、学生達の応援をしていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します。