【神奈川県東部地区父母会】11/14(木)東京六大学野球秋季リーグ戦優勝パレード・祝勝会報告(11-14)
柔らかな日差しが、駿河台の校舎をキラキラと照らす晩秋の午後、38年ぶりの春秋連覇を成し遂げた明治大学野球部の秋季リーグ戦優勝パレードと祝勝会が行われました。
優勝パレードは、赤いオープンカーを先頭にリバティータワー前から15:00に出発、JR御茶ノ水駅前を右折し、ニコライ堂を廻って靖国通りへ抜け、再びリバティータワーへ戻ります。沿道には大勢の方が集まり、祝福の声を掛けられた選手たちは大きく手を振り、満面の笑顔で応えました。賑やかに華やかに、優勝旗を誇らしげに風にたなびかせながら、堂々たる春秋連覇の王者たちは、興奮と歓喜の渦に巻かれ、約40分間の行進を終えました。
続いて15:55からリバティーホールで行われた祝勝会では、最初に福宮学長より祝辞があり、「春秋連覇は38年ぶりの快挙であり、善波監督の日頃のご指導の賜物である。選手たちも率先して厳しい鍛錬を繰り返し、勝つための努力を惜しまなかった。刻苦研鑽の明治らしい姿である。次は全日本優勝を目指して頑張ってほしい。さらなる活躍を祈念している」と述べられました。
続いて日高理事長より「大変嬉しい。統合力で勝ち得た春秋連覇だと思う。春季優勝した時、善波監督から“日本一を逃してすみません”という言葉をもらった。この監督がいる限り、明大野球部は安泰だと感じた。今回はぜひ、日本一になってほしい」とのお言葉がありました。
次に、井上野球部長より、「監督、コーチ、トレーナー、サポートしてくださった皆様のお蔭で36回目の優勝、そして38年ぶりの春秋連覇できた。善波監督が指導されてから、明大は圧倒的に勝利している。選手たちも大学野球ベスト9のうち5人が選ばれた。また、4年生が2,3年生をしっかり支えてくれた。春秋連覇できたので、次の春勝てば、昭和13年が最後となった3連覇となる。明日からの神宮大会で日本一を目指す」と述べられました。
そして、善波監督は、「グラウンドでは鬼の形相で指導し、中身の濃い練習に取り組んでいる。早朝から夜遅くまで、よく練習する選手たちだと思っている。コーチ、井上部長、トレーナー、OBの熱心な指導をいただき連覇できた。素晴らしい環境を、学長、理事長に作っていただき、感謝の気持ちで練習に取り組んでいる。17日から神宮大会を迎えるが、皆様の熱い応援が選手を支えてくれているので、引き続き応援のほどよろしくお願いします」と語りました。
最後に中嶋主将が「パレードに参加していただき、ありがとうございます。連覇目指して練習してきたが、皆様のお力添えなくしては出来なかったことです。応援団は休日・平日にかかわらず、駆けつけてくれた。明日からの神宮大会で、昨年のリベンジを目指して頑張ります。皆様の応援が自分たちの支えとなり、また相手への脅威となると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」と、感謝と勝利への強い気持ちを言葉にしました。
締めくくりは、勝利した時しか歌わないという、応援団によるスペシャルバージョンが繰り広げられ、会場全体が神宮球場を再現したかのような熱気に包まれました。
以上
(写真提供:明大スポーツ)