第91回関東学生ヨット選手権大会(葉山)と第89回全日本学生ヨット選手権大会(江の島)の応援報告

第91回関東学生ヨット選手権大会(葉山)と第89回全日本学生ヨット選手権大会(江の島)の応援報告

10月12日(土)~14日(月・祝)に第91回関東学生ヨット選手権大会が神奈川県葉山町の葉山新港沖で開催されました。全日本選手権出場の切符を掛けた大事なレースとなることもあり、神奈川県東部地区父母会は最終日の10月14日(月)に集まり、選手達を応援しました。
ヨット部のスローガンである『共超』を胸に、選手・部員・監督・コーチが一丸となってレースに挑む姿に胸を打たれました。父母会役員は、スロープ近くの選手を間近に見ることができる桟橋の最前列にならび、470級3艇・スナイプ級3艇の出艇直前にエールを送りました。
戦績は、470級は5位、スナイプ級は6位、総合6位と3部門で入賞、3年ぶりとなる両クラス全日本選手権出場権を獲得することができました。

10月31日(木)~11月4日(月)に第89回全日本学生ヨット選手権大会が神奈川県藤沢市江の島ヨットハーバー沖で開催されました。学生ヨットレース最高峰の大会で、全国から勝ち上がってきた各クラス24大学が学生チャンピオンを目指して参集しました。神奈川県東部地区父母会は最終日の11月4日(月)に江の島ヨットハーバーに集まり応援しました。

4年生にとっては4年間の集大成であり、泣いても笑ってもこれが最後のレースです。悔いなく戦ってほしいとみんなが心から願いました。当日は、風が無く『風待ち』となり出艇が遅れました。その為、父母会役員は選手が待機しているヨットハーバーのバース『艇置所』に赴き、選手に応援の声をかけたり、一緒に写真を撮ったりしました。選手達はオンとオフの切り替えが上手で、『風待ち』の時間は適度にリラックスしてみな笑顔で応えてくれました。この選手たちの明るさや清々しさは、この1年間、4年生が牽引して『共超』というスローガンの下、苦しい時も楽しい時も共に乗り越えてきた証左だと感じました。
さて、風が南風に変わってきたとのことで、出艇の時間となりました。父母会役員は選手が海面に出る際、もっとも近くから応援できるサザエ島という突堤の先端の応援ゾーンに移動して、明治の選手を力強く送り出しました。今回は、神奈川県西部地区父母会と我々神奈川県東部地区父母会が正に一つになり、大きな声で応援しました。
流石に全日本インカレだけあり、各大学の応援はとても活気があり、父母会役員も負けずに声を張り上げ、旗を振り、選手の健闘を祈りました。

戦績は、470級が12位、スナイプ級が11位、総合9位と健闘しました。ヨット部が目指していた、470級6位、スナイプ級6位、総合6位には及びませんでしたが、大きな第一歩の歴史を刻みました。
4年生の皆さん、今まで本当にお疲れ様でした。

全日本学生ヨット選手権が終わり4年生は引退し、新体制がスタートしました。コロナ禍で採用の少なかった新4年生(5名)を、新3年生・新2年生(計30名)が支えます。皆の食を守ってくれているマネージャー(2名)も明治大学ヨット部としてチーム一丸となり、次なる目標に突き進んでいます。これまでのヨット部のスローガンは『共超』で一致団結が実現しましたが、新体制では『貪欲』ということで全日本学生ヨット選手権の総合入賞にこだわり帆を進めるとのことです。
神奈川県東部地区父母会としてこれからも応援していこうと思います。