【埼玉県西部地区父母会】 「役員研修旅行~空と宇宙と江戸の旅~」
埼玉県西部地区父母会活動のご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。去る平成30年3月3日~4日、毎年恒例となる一泊二日の役員研修旅行を実施しました。
総勢24名を乗せたバスは晴天の下、川越を出発しました。
車内では研修PTの北村リーダーの挨拶、井上会長の話しがありました。平成29年度の当地区の初の試みと年間活動報告を聞き一年間を振り返りました。その後は研修PTの町田さんによる明大クイズ大会で大盛り上がりをし、到着するまで笑いの渦に包まれました。
<1日目>
最初の見学地は今やテレビでも注目されネット申込み難関No.1の『JAL工場~SKY MUSEUM~』です。帰りにお土産としてもらえる入館証のストラップを首にかけ、ゲートを通って入館です。
展示エリアでは、歴代のCAの制服や旅客機、資料等を見学しました。操縦席に座ってみたり、CAの制服を試着したりと童心に返ったかのようにワクワクしながら体験をしました。
JAL工場のゲート
展示エリアにて
操縦席
『航空教室』を30分間受講し、その後はJAL工場見学のメインとなる『格納庫』の見学です。真っ赤なヘルメットを着用して機体整備についての説明を受けます。天井が高いその空間には複数の整備中の機体が並んでおり、間近で見上げるとその機体の大きさに圧倒されます。
格納庫から見た離着陸には、これもスピードと音の迫力があり「航空教育」で学んだ4本の滑走路は風向きによって違うことを現場で目にすることができました。
羽田空港国際線ビルへ移動しロイヤルパークホテル ザ 羽田でランチをしました。
午後の見学は常磐自動車道を走って『JAXA筑波宇宙センター』へ向い、空の次に宇宙を学びます。ここは宇宙開発の研究を行う宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究機関です。視聴覚室で紹介ビデオを視聴し、日本の人工衛星『きぼう』の運用管制室や実物大モデル等を展示室で見学しました。
今夜の宿となる筑波山にある青木屋へ直行し、美味しい料理に舌鼓を打ち、温泉で一日の疲れを癒やしました。
朝、窓の外は雲海が広がり、神秘的な世界に包まれました。
<二日目>
最初の見学地は時代劇の撮影施設です。NHKのドラマや映画撮影が行われている『ワープステーション江戸』を見学して、江戸時代へタイムスリップです。
当日は山本耕史さん主演の『鳴門秘帖』のBS NHK時代劇の撮影準備をしていました。駐在スタッフの中村さんの話しによると「いろいろなドラマが同じ場所で撮影をする場合は、少しずつセッティングをで変化させていきます。町の食べ処の“のれん”を変えたり、木の窓を障子に変更したり、1本道の途中で物を置いたり家を建てたりして突き当たりにします」芸術スタッフの腕の見せ所のようです。ちょっとした裏話を聞くことができ、これからは時代劇をみるのが楽しみになりました。
駐在スタッフの中村さん(左から2番目)
毎年恒例の木下ドライバー(左から3番目)
昼食はシャトーカミヤのレストラン キャノンで堪能しました。こちらは、国指定重要文化財である建築物が平成23年3月11日の東日本大震災により甚大な被害を受けました。同年12月から災害復旧工事を行いました。その時、明治34年シャトーカミヤ旧醸造建設の際に使用した瓦や複数の窯跡等が検出されたため完全なる復旧は平成29年になりました。
シャトーカミヤ
窯が検出されたワインショップ
最後の見学地は牛久大仏です。関東平野を見守る高さは地上から120mあり「青銅製立像」では世界一高いとしてギネスブックに登録されています。
奈良の大仏が手のひらにおさまるサイズだけに実際に目の当たりにすると、とても圧巻でした。
拝観し胎内にも入りました。胸当たりに窓があり、四方八方を見渡せました。
右足親指の実寸大
圏央道からも……
時間が速く過ぎた今回の一泊二日の研修旅行は、研修PTのメンバーが練りに練ったスケジュールだけあり、とても密度の濃い2日間でした。
当地区役員同士の交流も更に深まり、貴重な旅となりました。
埼玉県西部地区父母会は一年を通してスポーツ・文化・親睦等の催しを行っています。より多くの会員の皆さまと一緒に明治大学と明大生を心から応援していきます。
副会長 中島恭子