「明治大学シェイクスピアプロジェクトMSP」第21回公演鑑賞報告

「明治大学シェイクスピアプロジェクトMSP」第21回公演鑑賞報告

11月9日(土)に明治大学駿河台キャンパス・アカデミーホールにて上演(11月8日~10日)の明治大学シェイクスピアプロジェクト(通称MSP)を埼玉県西部地区父母会役員で、鑑賞してきました。

MSPとは、明治大学の学生が主催するシェイクスピア劇上演プロジェクトであり、翻訳・上演・企画・運営のすべてを学生が主体となって行う学生演劇プロジェクトの名称で、2004年の初演後、毎年11月に上演されています。例年200名を超える学生が参加し、4000名以上の観客動員数を誇る日本最大規模の学生演劇プロジェクトなのです。

今年の演目は「お気の召すまま」という喜劇。
この中で語られる『この世は舞台、人はみな役者』というセリフは人間の心理をつくような一文で自分も皆もどんな仮面をかぶっているのかしらとドキッとさせられます。

        
今年のプロデューサーは、文学部2年生。なんと!明治大学を選んだ理由がMSPだったとか。
「終わった後にカンパニーメンバーみんなが『全力でやり切ったな』と思えるような21回にしたい」とユニコ・プロジェクトのインタビューで答えていましたが、まさにその通り!!演者一人一人のパワーがあふれ出し、会場全体が、彼らの世界に引き込まれたひと時でした。

翻訳に始まり演技・歌・ダンス・衣装に舞台装置そして音楽も・・・この全てを学生たちが作り上げたのかと改めて思うと、ただただ彼らに脱帽し、敬意を示さずにはいられません。まさに私たちの“お気に召す”ものになりました。
どんどんと新たな挑戦をし続けているMSP。さあ、来年はどんな世界を見せてくれるのでしょう。今から楽しみです。
御父母の皆さん、この高レベルのMSPは必見です。たくさんの感動が待っています。どうかぜひ足を運んでみてくださいね。

作成:反保善夫・伸江運営役員

今後の予定

・11月24日(日) 東日本父母交流会(駿河台キャンパス)
・12月1日(日) ラグビー関東大学対抗戦 明早戦(国立競技場)