【埼玉県東部地区】第46回全日本大学選手権大会(ボート競技)応援報告

【埼玉県東部地区】第46回全日本大学選手権大会(ボート競技)応援報告

「魅せる明治、愛集う明治」。
このスローガンのもと、明治大学端艇部は大学日本一を目指し、9月5日から8日までの4日間、第46回全日本大学選手権大会(インカレ)に挑みました。
開催地は埼玉県東部地区父母会の地元、戸田市のボートコース競技場。当地区父母会は9月7日の準決勝、9月8日の決勝を集中応援日とし、一般会員及び近隣の父母会へ観戦を呼びかけ、応援に駆け付けました。
4年生の選手にとっては大学生最後の大会でもあり、選手のご家族やOB・OGが大勢駆け付け、特別な大会であることを実感しました。
明治大学端艇部の歴史は古く、1905年(明治38年)に明治大学では初の運動部として創部されました。練習メニューを選手自ら考え、自主性を重んじる伝統は今も受け継がれております。

レースは男子7種目、女子5種目の計12種目が行われ、予選、敗者復活戦、準決勝、決勝が四日間に渡って実施されました。
明治大学は最終日の決勝に6種目残り、女子シングルスカルの高島選手(4年主将)が優勝したほか、男子エイト3位、男子舵手なしクォドルプル3位、男子舵手なしフォア3位、男子舵手なしペア3位という結果でした。総合優勝という結果は残せませんでしたが、ゴール直後に体調を崩して倒れる選手が続出するほど過酷なレースです。
選手たちが命懸けで闘う姿から、言葉に表せないほどの感動をもらいました。
古い歴史と伝統があり、欧米では非常に人気のある競技ですが、日本では必ずしもメジャーな競技とはされておりません。埼玉県東部地区父母会は、日本一を決めるハイレベルな戦いを近所で観戦できます(しかも無料!)。この地の利を生かし、週末にボート競技を観戦する文化を作っていきたいと考えております。
父母会の役員だけでなく、一般会員のご父母とそのご家族。そしてお子様が卒業してからも、明治大学端艇部を末永く応援したいファンを増やし、ボート競技を観戦する楽しさ、素晴らしさを広めていきたいと思います。

岸蹴り
レースに向かう選手を、合宿所前の桟橋から送り出す儀式。通常スタート時間の約1時間前に行われます。保護者会のご父母やご家族、応援団や控えの選手、マネージャーが一堂に会し、闘いの場に挑む選手にエールを送ります。この光景を初めて目の当たりにした当地区の役員が、感動のあまり嗚咽したほどの心が震える瞬間でした。次に観戦する機会があれば、ぜひ岸蹴りの場面でも応援してください。

文責:吉永