第102回箱根駅伝予選会 応援報告 — 明治大学栃木県父母会
はじめに
2025年10月26日(土)、立川市の国営昭和記念公園にて「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会(箱根駅伝予選会)」が開催されました。
明治大学競走部は、本戦出場をかけ42校と激戦を繰り広げました。私たち 栃木県父母会からは6名 (明治大学連合父母会会長の山本早苗様ともご一緒させて頂きました)が参加し、紫紺のユニフォームをまとった選手たちを現地で応援しました。集合は西立川駅に午前8時30分。秋晴れの空の下、心をひとつに応援体制を整えました。

会場入りと雰囲気
会場に入ると、全国各地から駆け付けた父母会や応援団の熱気に包まれていました。そこには、大学42校のスクールカラーが一堂に会し、色とりどりののぼり旗やユニフォームが並び立つ光景が広がっていました。紫紺はもちろん、緑や赤、青、黄といった多彩なカラーが会場を彩り、まさに「箱根駅伝の登竜門」にふさわしい独特の緊張感と高揚感を醸し出していました。

レースの展開
予選会は、グラウンド3周から始まり、立川市街地を経て、昭和記念公園「みんなの原っぱ」へと向かう構成です。会場に設置されたスクリーンに5km地点での途中経過が映し出され、明治大学は 18位。その数字が表示された瞬間、私たちは強い不安を覚えました。
その後、応援団や父母会が集まる 終盤地点へ移動。ここでは各大学の応援旗が林立し、太鼓の音や拍手が響き、まさに「応援の最終決戦」のような熱気に包まれていました。
栃木県父母会6名は、お揃いのメガホンを手に、「がんばれ明治!」と連呼し掛け声を送り続けました。隣で応援する他地区父母会ともに一体感が生まれ、声援が大きなうねりとなって選手に届いていくのを肌で感じました。最後の意地と信念をみせつける選手たちに、私たちも胸を熱くし、手に汗を握りながら必死に声を張り上げました。

今年の結果
最終的に明治大学は 12位(10時間38分54秒) という結果で、本戦出場権を「あと一歩」で逃しました(参考:明治NOW記事)。
監督からは「選手はよく頑張ってくれた。ここから新しい明治をつくるために再出発したい」とのコメントが伝えられ、悔しさを次につなげる決意が示されました。
応援の様子と感想
ゴールを目指して懸命に走る選手たちの姿は、言葉では言い尽くせないほどの迫力と感動を与えてくれました。最後の力を振り絞り、公園内の坂道を駆け上がる姿には、苦しさを超えて走り切る強い気迫があふれており、応援していた私たちの胸を強く打ちました。
現地で応援した6名は、結果こそ残念ではありましたが、「全力で挑む姿」そのものに勇気と希望をもらいました。5km地点の途中結果18位という厳しい状況の中でも諦めず、最後まで粘り強く走り切った姿に、箱根を目指す挑戦の重みと価値を改めて実感しました。
また、終盤地点で響いた掛け声や太鼓の音、そして応援団や父母会が一体となった声援は、まるでスタジアム全体が明治を後押ししているかのような力強さでした。現場でしか味わえない緊張感と高揚感は、参加者全員にとって忘れられない経験となりました。
結び
悔しい結果ではありましたが、紫紺のユニフォームが示す「明治の意地」は確かに輝いていました。栃木県父母会として、この貴重な経験を胸に、今後も選手たちを全力で応援してまいります。
そして来年こそ、明治大学が再び箱根駅伝本戦の舞台に立つことを信じ、変わらぬ声援を送り続けます。