【東京都西部地区】東京六大学野球秋季リーグ 明大対東大戦応援会のご報告

【東京都西部地区】東京六大学野球秋季リーグ 明大対東大戦応援会のご報告

9月14日(土)に、2019年度東京六大学野球秋季リーグ戦、明大対東大の応援会を開催いたしました。

当日は秋晴れが期待されるも空は薄曇りでしたが、気温は23度前後で湿度も低く、選手、そして応援する我々にとっても最高のコンディションで開幕戦を迎えました。

今年は春季リーグ優勝、全日本大学選手権も制した明大硬式野球部。秋季リーグ戦優勝と明治神宮大会優勝を果たし、大学初の四冠に挑む秋の大会とあって、東京都西部地区からは79名の皆様に神宮球場まで応援に駆けつけていただきました。
球場は6,000人のファンが詰めかけ、とりわけ三塁側スタンドはOB、学生、父母らで紫紺一色に染まりました。

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    紫紺一色の応援席
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    マーチングバンドと6校のチア

 
いよいよ始まった開会式は、まずマーチングバンドと6校の校旗を掲げたチアリーダーが登場。開会のアナウンスが響くと、各校の第1応援歌メドレーとともに春優勝の明大から順に6校の入場です。天皇杯を携えた森下主将を先頭に各選手が颯爽と行進、三塁側からは大声援が送られます。
国旗掲揚に続き、天皇杯返還とレプリカの贈呈。その後、順に各杯の返還、そして優勝旗の返還が行われました。
そして選手宣誓は明大が誇る主将の森下暢仁投手が務めました。

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    開会式
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    森下主将の選手宣誓

 
「大正14年に始まったこの歴史ある東京六大学野球は、昭和、平成の時を超え…」「・・・」

あれ?どうした?言葉が出てこない!
ヒヤッとしましたが約5秒の沈黙の後、

「令和最初の秋季リーグ戦の幕を開けます」。
一瞬ざわついた観客席からは「かわいい~」「頑張れっ!」失敗してもサマになる男です。

スタメンはサプライズ。春は4番に座り、全日本では首位打者を獲得した北本君が1番に起用され、打撃にも定評がある主将でエースの森下君が5番、そして2番の市岡君は初スタメン。4年生が多い中、来年度に向けて経験を積むためにも期待がかかります。

長谷山慶應義塾大学学長による始球式でいよいよ試合開始。

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    本日のベンチ入りメンバー
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    先発 エース 森下投手

 

先攻は明大。1回表は3番・添田君が四球を選んだものの、簡単に4人でチェンジ。

その裏、明大先発のエース・森下君は、先頭打者をセンターフライに打ち取りましたが、2番、3番打者にまさかの連続死球を与えてしまいます。何とか連続三振で後続を断ったものの、心配な立ち上がりでした。

試合が動いたのは4回裏。東大の6番・石元君に甘く入ったカットボールを右翼スタンドに運ばれて、先取点を奪われました。

一方明大は6回表、1アウト2塁で5番・森下君が低めのスライダーを左中間へのタイムリーツーベースで同点とし、続く6番・和田君がレフト前ヒットで逆転に成功しました。

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    6番 和田選手のヒット
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    待ちに待った逆転

 

しかし8回裏、東大の4番・青山君に1アウト2塁から低めのストレートを右中間に運ばれ2-2の同点に追いつかれてしまいました。

そのあとも東大の左腕・小林大雅君を打ち崩せず延長戦に突入です。
明大応援団、チア、そして応援席が「狙い撃ち」の大合唱で盛り上げるも、9回から11回まで三者凡退。森下君も奮起して東大打線に隙を見せず、延長10回にはこの日最速タイの152キロの直球で三振に切るなど、後半は尻上がりに良くなってきました。

そして最終回の12回表。言うまでもなく無得点で「勝ち」はありません。
明大応援席は全員が紫紺のタオルを振り回し、応援歌「神風」でこの日一番の声援を送ります。
それに応え、代打・岡本君が執念のレフト前安打、続く代打・蓑尾君もしぶとくセンター前に運び、1アウト1、3塁から1番・公家君の犠牲フライで、遠かった勝ち越しの3点目を奪取。更に相手の失策もあり、2アウト3塁から2番・陶山君の技ありバントヒットで4点目を挙げました。
応援席は最高潮で「紫紺の歌」を大合唱。最後はもちろん、エース森下君が3人で締め、3時間にわたる熱闘が幕を閉じました。

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    応援に熱が入ります
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    12回延長での勝利

 

この日の明大は途中出場の選手の活躍もあり、開幕戦から「全員で戦っている」ことが伝わる総力戦となりました。
岡本君、蓑尾君ら1年生も大活躍。下級生の活躍は、今後チームの起爆剤になりそうです。

一方対戦相手の東大も、小林大雅投手の好投、そして守備も固く、43季連続最下位のチームとは思えない大健闘でした。東大選手の活躍にも拍手を送りたいと思います。

そして選手はもとより、試合中、一時も休まずに走り回りながら盛り上げてくれた応援団やチアの皆さんの頑張り、何よりも応援会に参加していただきました皆様の声援が選手に力を与えたことは間違いありません。本当にありがとうございました。

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応援団とチアの皆さんの渾身の応援

秋季リーグは10月27日まで全10戦の試合となりますが、明大の春秋連覇を期待し、皆様と応援してまいりたいと思います。

今後も東京都西部地区父母会では講演会、演奏会、スポーツ応援など様々な企画をご案内してまいります。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。