【東京都西部地区】「明治大学交響楽団 第96回定期演奏会」のご報告
12月24日(火)、墨田区のすみだトリフォニー大ホールにて、明治大学交響楽団、第96回定期演奏会が開催されました。クリスマスイブの夜、演奏を鑑賞されたご父母から素敵な感想をいただきましたのでご報告させていただきます。(東京都西部地区父母会では、演奏会のチラシを明治大学広報とともにご父母の皆様にお届けさせていただきました。)
クリスマスイブに、すみだトリフォニー大ホールで開催されました第96回 定期演奏会に参加させていただきました。新年を迎えてからも、明治大学交響楽団からいただいた素敵なクリスマスプレゼントを思い出すことで毎日を心豊かに過ごせています。
演奏会当日の弾けるような歓喜と、しっとりしたロマンテイズム溢れる演奏の様子を少しお伝えできれば、と思います。
父母会は自由参加でしたが、会場は2階、3階席も含め多くの明治大学交響楽団ファンで埋まりました。演目は以下の3曲です。
・グラズノフ (1865~1936)祝典序曲
・チャイコフスキー(1840~1893)1812
・ラフマニノフ(1873~1943)交響曲第2番
演奏会の成功を始まりから祝っているかのような軽やかさと、華やかさに満ちた1曲目の祝典序曲で会場は一気にホリデーシーズンのお祝いムードに包まれていきました。
2曲目は、荘厳序曲とも言われる1812です。チャイコフスキーファンでなくても曲の主旋律はどなたでも聞いたことがあるのではないでしょうか。初演には本物の大砲が使われたとも。ナポレオン軍が退却しロシア軍の勝利を大いに称えた曲です。第3部では、ロシア軍とフランス軍の主題の呼応で大砲を含めた全楽器による見事なファンファーレがはじまり、ロシア軍の高らかな勝利気分のまま曲がエンディングを迎えると、会場では、大きくブラボーの声がかかりました。拍手が鳴りやまず誰もがスタンデイングオベーションしたいと思うほどの華々しい演奏でした。
そして主演目のラフマニノフ。第3楽章を流れる主題の甘美なメロデイーがクリスマスをよりロマンテイックにしてくれました。有名なテーマをそれぞれの楽器がそれぞれの想いを奏でます。美しさとともに儚さや切なさも湧き出してくる・・。なんともやるせない旋律が心に響きます。
このメンバーで演奏するのは最後、でもまさにこの瞬間は苦楽をともにした皆がいっしょにいる。その気持ちがわたしたちに届く。会場が一体感に包まれた至福のときでした。
余韻冷めやらぬうちにホールを出ると、ほっとした表情の幹事長、緊張した面持ちの新幹事長さんにお会いすることができました。彼らとともに伝統ある明治大学交響楽団をこれからも応援していきたい、と強く感じました。
<< 2020年の演奏会予定 >>
第30回木管セクションコンサート
日時:3月6日(金)開場18:00 開演18:30
会場:ルーテル市ヶ谷ホール
曲目:R.グリエール/バレエ音楽「青銅の騎士」より
第24回弦楽セクションコンサート
日時:3月9日(月)開場18:00 開演18:30
会場:大田区民プラザ 大ホール
曲目:芥川也寸志/弦楽のための三楽章「トリプティーク」
第32回金管打楽器セクションコンサート
日時:3月12日(木)開場18:00 開演18:30
会場:江戸川区総合文化センター 小ホール
曲目:「Oh-Meiji」明オケ金打のためのラブソディー
明治大学交響楽団 6月演奏会
日時:6月20日(土) 昼公演
会場:荒川区民会館 サンパール荒川 大ホール
(都電荒川線 荒川区役所前 より徒歩2分)
曲目:J.シベリウス/交響曲第2番
指揮:阿部 未来
各お問い合わせ:明治大学交響楽団オフィシャルサイトより、お気軽にお問合わせください