【東京都多摩地区】 法学部 神田英明先生講演会のご報告

【東京都多摩地区】 法学部 神田英明先生講演会のご報告

向春の候、良いお天気に恵まれた2月23日(土)、明治大学法学部 神田英明先生の講演会が行われました。
多摩地区父母会では初めての主催、そのうえ初めての中野キャンパス!初めてづくしで緊張もありましたが、304教室(定員100名)は満席状態!参加者の皆さんも、今回のテーマに関心をお持ちでいらっしゃることがうかがえました。

先生は『考えることが大好きな人間』で、『他人が考えないことを考える、他人が行わないことを行う』ことをアドバイスされているそう。ご自身の息子さんにも小さいうちから『人と違うことをやれ』と実践されたとのこと。
法律・相続…堅苦しいイメージをやわらかくするべく、冒頭でいきなり先生から「なぞなぞ」が!

『戦国時代の武将、明智光秀。彼が、凄い成果をあげた家来にあげたご褒美は、たったのきびだんご3つだけ。さて、そのとき家来は光秀に何と言ったでしょう?』
…参加者みんなで考えます。しばらくして『答えは~!』…会場には笑いの渦が!さすが先生掴みも最高です(その答えは最後の方に)。
『ライオンとシマウマ(天敵)』の話も例にあげ、先入観(同時に、弁護士に対する先入観も)を打破して広い視野を持つ重要性も話されました。先生のユーモア溢れるお話で緊張と先入観は一気に解かれ、本題スタートです!

講演では、今回のテーマに沿って『事前対策』の重要性や『財産にまつわる基礎知識』について、普段私たちが知り得ないことを多くお話しいただきました。
特に『成年後見制度』という言葉・制度は聞いたことがありましたが、『家族信託』という言葉・制度を初めて知り、それと同時に、元気なうちに対策・予防をしておくこと、弁護士さんなど専門家にかなり早めに相談・依頼しておくことも重要なことだと勉強になりました。

今回、『親名義の財産管理』という難しい内容ではありましたが、神田先生の楽しくて分かりやすい”授業”を、また受けてみたくなりました。
最後に質疑応答の時間が設けられ、数名の方からの質問に丁寧にお答えくださり、90分間の講演会はあっという間に終了しました。

講演会の後は、6階に移動し、神田先生を囲んでの懇親会が開かれました。
先生と直接お話させていただけるチャンス!先生の周りは人が絶えず、和やかな雰囲気で時間は過ぎていきます。
そして、大抽選会!神田先生からのご提供品もあり、先生自ら司会をされて大盛り上がり!
じゃんけんで勝ち抜くのも必死です!
最後は、参加者全員で記念写真!楽しく充実した講演会になりました。
参加者のみなさま、お忙しい中、足をお運びいただきありがとうございました。

それでは、なぞなぞの答えは…「あ!ケチ!3つ!ひでぇー(ひどい)」でした!

(報告:坪井、撮影:岡田)