【東京都多摩地区】「ラグビー応援会 明早戦」報告

【東京都多摩地区】「ラグビー応援会 明早戦」報告

12月1日、関東大学ラグビー対抗戦グループAの最終戦、明治大学対早稲田大学の「伝統の一戦」が、秩父宮ラグビー場にて、22,987人の大観衆を集めて行われました。


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紫紺で埋まるバックスタンド

東京都多摩地区父母会は、104人がバックスタンドから大声援を送りました。
試合前はワールドカップさながら、好敵手早稲田の校歌と我が明治の校歌を歌い交わし、折からのラグビー人気で会場の熱気が大いに昂揚する中、25年ぶりに全勝同士の対決がキックオフ。


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ラインアウト成功

序盤は早稲田が攻め続ける展開でしたが、プレッシャーをかけられる中、明治伝統の重戦車FWは相手FWをじりじりと下げ、17分に明治LO箸本選手がゴールポスト左に先制トライ(ゴール成功)。24分、早稲田SO岸岡選手が右中間にトライ(ゴール成功)して同点となるも、29分に早稲田のオフサイドから明治SO山沢選手がペナルティゴールを成功させ、10対7で前半を折り返しました。


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先制トライ後にゴールを決めるSO山沢選手

ハーフタイムに両校のアクロバティックなチアリーディングを楽しんだ後、後半キックオフ。直後の2分、明治LO箸本選手が走ってディフェンスを崩し、HO武井主将がバックス顔負けの鋭いライン参加で右中間にトライ(ゴール成功)。勢いづいた8分、明治FWがモールを押し切り、HO武井主将が左中間にトライ(ゴール成功)。その後も20分、相手ゴール前のラックからPR安選手が右サイドを突いて左中間端にトライ(ゴール成功)し、明治らしいトライが2本立て続けに見られたのは最高の気分でした。

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    モールを押し込む明治FW
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    強かった明治スクラム

 

終了間際の44分にはWTB山村選手が右端にダメ押しのトライを決め、36対7で明治の全勝優勝が決まりました。
終わってみれば5トライ、4ゴール、1ペナルティゴールの快勝で、重戦車FWと軽やかなBKが緊密に連携した「明治時代」の到来を感じさせる盤石の試合運びでした。一方、早稲田伝統のBKの早いパス回しには今回もハラハラさせられ、随一の好敵手であることが再認識されました。マンオブザマッチには、攻守にわたり活躍した明治の箸本選手が選出されました。

試合終了後には、打ち上げ懇親会で勝利の余韻を楽しみつつ美酒に酔いました。
次の試合は12月21日の全国大学選手権準々決勝で、関西学院大学と明治大学が対戦します(於秩父宮)。明治大学は同選手権で2連覇がかかります。
躍進するラグビー部、そして明治大学を大いに盛り立て、盛り上げていきましょう。
2020年も熱い応援をどうぞよろしくお願いいたします。

(報告:浜崎、撮影:中居・結城)