【北海道道東地区】明治大学マンドリン倶楽部の帯広演奏会を楽しむ
明治大学マンドリン倶楽部の帯広演奏会が9月2日、明治大学校友会帯広地域支部(斉藤政孝支部長)の主催により、帯広市民文化ホールで開催されました。
道東地区父母会(高橋万寿夫会長)は道東地区内で行われる明治大学のサークル活動やスポーツ活動を応援していますが、この度の明治大学マンドリン倶楽部帯広演奏会においては、演奏会に先立ち、高橋会長より八木勇樹主将に陣中見舞いとして激励金が贈呈されました。
高橋会長から八木主将へ激励金の贈呈
校友会の山角幹事長(右端)を交え記念撮影
今回、2年ぶりに開催された明治大学マンドリン倶楽部の演奏会に参加し、改めてマンドリンオーケストラによるマンドリンの音楽の豊かさにひたり、すべてを忘れさせてくれる楽しいひと時となりました。
夏休みを利用したマンドリン倶楽部の夏の演奏旅行は、大阪から始まり、兵庫、和歌山、福島、宮城、秋田、そして北海道という行程となりました。北海道における演奏は、8月31日に札幌、9月1日に小樽、そして9月2日に帯広、9月5日に函館と、夏公演の最後を飾りました。
この度の北海道での演奏会は、8月30日の大型台風10号の到来により、道内各地で豪雨、洪水、国道崩落などが発生したために、日高山脈の峠を走る国道が不通となり、さらにJR北海道の特急列車が運休となる中、マンドリン倶楽部の一行は9月2日の当日、急きょチャーターした観光バスで、帯広までは高速道路の陸路を経て、なんとか開催場所となる帯広市民文化ホールに到着し、演奏会の開演にこぎつけることができました。このような状況で駆けつけてくれたマンドリン倶楽部の皆様には感謝のひと言でした。
帯広演奏会では900人余りの市民愛好者が来場する中、道東地区父母会の父母やその家族26人余りが参加し、マンドリン音楽の豊かさと明治大学の音楽文化を肌で感じることができ、素晴らしい思い出となりました。
明治大学マンドリン倶楽部は大正12年に、日本を代表する古賀政男らによって創設され、以来、「何でも弾いてやろう」のフロンティア精神のもとで様々な音楽に挑戦してきました。今年で創設94年となり、現在44名の部員により、勉学の時間を惜しんで練習に励み、活躍しております。
9月2日午後6時30分から始まった演奏会のプログラムは、第1部は古典音楽をテーマに、初めに明治大学校歌から始まり、喜歌劇「天国と地獄」序曲より第3部「ギャロップ」、次に瑤続舞曲、セミラーミデ序曲が演奏されました。
第2部は時代を彩る日本のうたをテーマに、初めに、明治大学応援団歌である「狙いうち」から始まり、いとしのエリー、帯広出身歌手である中島みゆきの「地上の星」、影を慕いて、丘を越えて、サルサ東京ラプソディが演奏され、続いて「上を向いて歩こう」の歌をマンドリンの演奏により会場の皆さんと共に合唱しました。そして、時代メドレー、津軽組曲より「夏」が演奏されました。
第3部は世界を奏でる旅をテーマに、初めにダイヤモンド・ヘッドから始まり、ライフ・イズ・ビューティフル、シャル・ウイ・ダンス、映画「ニューシネマ・パラダイス」より「愛のテーマ」「ナタの愛のテーマ」、ポーリュシカ・ポーレ、ラ・クンパルシータ、チャチャチャフラメンコ、フェスタ・ラテンリズムメドレーが演奏されました。
最後にアンコールとして、ルパン3世など2曲が盛大に演奏され、観客に惜しまれながら閉幕となりました。
マンドリン倶楽部帯広演奏会は校友会企画で2年に1回のイベントですが、校友会からの依頼により、道東地区父母会としても演奏会の協力者となり、チケット販売を協力するために、父母会員の方やOB父母の方に広く案内するとともに、参加希望する父母会員の皆様には無料で演奏会チケットを配布いたしました。
今回初めて参加した1・2年生の父母は初めての明大マンドリン鑑賞となり、一様にマンドリン音楽の豊かさに感動した様子であり、次回も是非参加したいとの感想でした。父母会の行事により会員の皆様に明治大学を知ってもらうために、今後とも、父母と大学を結ぶ架け橋となって取り組んでいきたいと思っております。