役員懇談会 実施報告

役員懇談会 実施報告

2025年2月22日(土)に千葉県東西地区父母会役員懇談会が開催されました。千葉県はエリアによって西部地区と東部地区の2つに分かれており、毎年2月に合同の懇談会を実施しております。今年度は西部地区が幹事地区でした。
今回は駿河台キャンパスにある「紫紺館」のレストランを貸し切って、楽しい時間を過ごすことができました。今回の懇談会は東部地区19名、西部地区19名に加え、学生7名と教授1名の方にもご参加いただきました。素敵なレストランで、美味しいお食事と楽しい催しが行われ、思い出深い一日となりました。

1.第一部 MSP(明治大学シェイクスピアプロジェクト)公演

まず初めに MSP の学生代表の方々による公演がありました。11 月に行われた父母交流会(東日本地区)でも上演された演目ですが、ロザリンド役、シーリア役の迫真の演技、美しい歌声を目の前で見ることができ、感動しました。レストラン内の限られた空間において、どうやって演技するのだろうと思っていましたが、効果音や肉声、演技等をうまく使い、他のキャストまで情景に浮かぶような迫真の演技でした。

2.第二部 落語研究会

 
続いて落語研究会2名による江戸古典落語の公演がありました。こちらもレストラン内の限られた空間において、机の上に座布団を敷いて、目の前での学生の楽しい落語を聞かせていただきました。まずは江戸落語の代表的な「寿限無寿限無」。難しいセリフや口調も滑らかに再現し、楽しく話をしていただきました。
二人目は先日岐阜で開催された全日本学生落語選手権のエピソードを交えながらの楽しい話。沢山の笑い声に包まれるひとときでした。

3.紫紺館のお食事

紫紺館は駿河台キャンパス敷地内にある迎賓館です。有名なホテル椿山荘系列で、木目調のデザイン性豊かな造りが特徴です。今回は団体貸し切りで美味しいお食事をいただきながら、催しを鑑賞することができました。また東部地区、西部地区双方の役員同士で普段の活動の情報交換するよい場となりました。

4.ニコライ堂見学

紫紺館の催しの後、大学近辺散策ということで、ニコライ堂を見学しました。明治大学駿河台キャンパスの周りには多くの大学や病院などの建物が並んでおりますが、歩いて 10 分ほどの所に古来より守られてきた東京復活大聖堂(通称ニコライ堂)があり、こんな所にこんな古来の建物があるんだと驚きました。ニコライ堂は、大主教ニコライによって 1884 年から 1891 年にかけて7年の歳月をかけて建てられた正教会です。1861 年当時ロシアの修道司祭として来日したニコライが建てた建物です。1923 年関東大震災で鐘楼が倒壊しましたが、6年の歳月をかけて復興し、今でも守り継がれています。館内にはキリストが祭られ、ニコライの脚の骨が保管されており、頻繁にご祈祷や結婚式、お葬式が行われているそうです。約 134 年もの間守られてきた歴史的な建物です。駿河台キャンパス周辺の異なる景色を体感することができました。

4.最後に

今回ご協力くださった学生の皆さま。出席してくださった運営委員の皆さま、本当にありがとうございました。二次会懇親会もとても楽しかったです。また来年もよろしくお願いいたします。

レポート:大橋(正)