【千葉県東部地区父母会】「明治大学シェークスピアプロジェクト第9回公演」の報告(11-10)
11月10日(土)、アカデミーホールにて行われた、シェークスピア喜劇『お気に召すまま』を観て参りました。
この日は連合父母会の役員会が開催され、その会議の中で福宮学長、丹澤連合父母会会長のお二人がこのプロジェクトのことを紹介され、絶賛されていました。連合父母会が後援していることもはじめて知り、これは観なくてはいけないと、他地区の会長さんたち数名とともに、夜の部の公演に駆けつけました。
ステージは約2時間半、休憩なしで進行しましたが、どんどん劇に引き込まれてゆき、あっという間に終わってしまったような感覚を受けました。役を演じる学生さんたちは、広い舞台を目いっぱい使い、のびのびと軽やかに、シリアスな場面では重々しくと演じきっていました。台詞は現代語訳されたそうですが、違和感もなく、観客の笑いを誘っていました。学生の皆さんが作り出す特別な空間の中で、ひと時を過ごすことが出来たのです。
このプロジェクトでは各分野のプロフェッショナルの方々にご指導をいただきながら、すべてのスタッフ、キャストを学生が担当しているそうです。学生の皆さんの努力と情熱、ひたむきさも感じましたが、それを支える関係者の皆さんのご尽力にも頭が下がる想いが致しました。この体験は、学生の皆さんにとり、かけがえのない貴重な財産となることと思います。
このような企画を生み出せる自由な気風、またそれを実現可能とするだけの環境が整う明治大学の素晴らしさを改めて実感致しました。未来の人材育成のため、また私たちを楽しませてくださるため、是非このプロジェクトを継続してほしいと思います。私たちも微力ながら少しでも多くの人に紹介し、次回の公演も必ず観に行きたいと思います。
3年文学部 井口 陽一郎