【神奈川県西部地区】東京六大学野球 優勝を賭けた立教大学戦 応援会ご報告

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10月23日(日)明治神宮球場 第2試合 明治大学対立教大学
東京六大学野球秋季戦、明治は東大戦に始まり、慶應戦、法政戦と順当に勝ち点を重ねてきましたが、早稲田戦では惜しくも勝ち点を逃しました。この時点で明治・早稲田・慶應・立教は、勝ち点3で並ぶ大混戦の大会となりました。

そして迎えた立教戦。明治は初戦を3-2で勝利をおさめ、更に翌23日(日)も勝利、春夏連覇を成し遂げました。さて、優勝を決めた対立教第二戦はどのような試合だったのでしょうか?

先制点の欲しい明治は2回の表、ツーアウトの後川口選手が内野安打で出塁します。続くバッターは荻原選手。初球を振りぬくと打球は美しい放物線を描いてスタンドに吸い込まれて行きました。先制ホームランです。スタンドもいつにも増して盛り上がります。更に6回、この日4打点と大活躍した荻原選手のヒットもあり、満塁となりました。続く渡辺選手もヒットで応え、追加点をあげました。この時点で4-0。誰しもが優勝を意識し始めました。

一方、投手は10月20日のドラフトでヤクルトに2位指名された星投手です。星投手は150キロ近い速球で相手をねじ伏せ、立教打線を静まり返らせます。昨季は優勝に王手をかけた立教2回戦に先発するも4失点、チームは敗戦しています。翌日の報道では「春同じ場面で打たれてしまっているので、春と同じようなことは絶対に繰り返さないという気持ちで投げた」とのコメントを残しています。恐らく、悔しさをバネに相当な練習を積み重ねてきたのでしょう。星投手の頑張りに惜しみない応援と拍手が送られていました。

そして6-2で迎えた9回の裏、ここを抑えれば優勝が決まります。応援団の皆さんの紫テープ準備も始まります。しかし、ここから連打を浴びました。優勝を目前に簡単には勝たせてもらえません。

しかし、誰もが信じたその瞬間がやってきました。最後のバッターをセカンドゴロに打ち取り、ゲームセット!春夏連覇を成し遂げました。応援席も狂喜乱舞、優勝時しか使われない紫テープが宙を舞います。明治スタンド一体となって喜びと感動を噛みしめました。

試合後のヒーローインタビューに登場した柳裕也主将は中日ドラゴンズに一位指名されたことへの質問に対して「ドラフトはありましたけど、今は明治大学を日本一にしたいと思います」とはっきり宣言していました。この言葉にスタンドは歓声と拍手が鳴りやみません。
明治を日本一に!
野球部のみなさん、感動をありがとう!