【埼玉県西部地区】 関東大学ラグビー対抗戦 明治大学VS早稲田大学戦応援報告
12月3日、今季の関東大学対抗戦の最終日が、師走の空にイチョウの葉が揺れ光る外苑前、秩父宮ラグビー場に於いて明早戦のキックオフの笛が午後2時05分に大観衆の歓声とともに鳴り響きました。
春の明早戦では明大が圧勝しているものの、大正12年開始以来、93回目を迎える伝統の一戦。
スタンドは5年連続の2万人超え、埼玉県西部地区で用意されたチケットは完売です。
明大Tシャツ、明大グッズを手にしての応援に熱が入ります。
前半は早大に押されがちと思いかけたその瞬間、キックオフから4分が経過した一瞬の出来事でした。
インターセプトに成功し独走80mの明大選手が初トライ、ゴール成功、先制点に大きなトライです。
しかし、その後、明大の反則がとられて早大にボールを押し込まれトライ・ゴール7対7に追いつかれ、前半11分で同点に。また前半17分には明大がワントライするもロックオンとなり、惜しくも特典ならず残念ながらノートライ。しかしその後23分に於いては、明大がボールをコントロールするかのように14対7で終了。
後半は5分経過したところで早大がワントライするも、ゴールならず一安心。でも、何が起こるかわからない・・・そんな気持ちを抱きながら観戦。後半12分時点で、明大はスピードを出して飛び込みトライしましたがこれはゴールの得点には繋がりません。21分経過したあたりにやっとトライ・ゴールで点差を開いていきます。
両大学の声援が、どちらも秩父宮いっぱいに響き渡る最終戦です。残りわずか10分ですが、明大に反則が目立っています。審判からの説明を受け、仕切り直しの時間を与えられました。勝利目前、焦っているのでしょうか?認定トライで7点を許してしまいました。でもそこから明大は粘り強さを発揮、早大ワンチャンスでは逆転できない点差に。
ロスタイム2分、昨年の苦い思いと悔しさをバネに、明大はボールを渡すことなくノーサイド。
2年ぶりの勝利は、2ケタ点差になり、それは1999年以来のこと、快勝になりました。
秩父宮ラグビー場の大観衆の中、特別な一戦に勝利した明大選手。この試合結果により、明大は2位となり、早大は4位、両大学とも今季の大学チャンピオンに向けて更なる検討を祈ります。
また、ハーフタイムに行われたのはチアリーダーの応援合戦です。明治チア『JESTERS』の応援は大人数で行われ、存在感溢れる素晴らしいパフォーマンスでした。
眩しい光の中、キックオフからふと気が付けば陽は沈みかけていました。やはり、吹く風は冷たく感じましたが、熱戦の余韻に浸りスーパームーンを観ながら祝杯を挙げた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
埼玉県西部地区父母会は明大チームに今後も期待をし、ラグビーを始めとしてその他の文化・スポーツも応援してまいりますので、HPをご覧の皆さまも是非、次回の応援活動(東京六大学野球春季リーグ戦の予定)にご参加ください。なお、今回の応援は一般25名、役員25名で埼玉西部一丸となって応援いたしました。野球観戦応援会は2018年の4月頃にHPにて、お知らせ致します。
スポーツ応援PT 稲垣