ローバースカウト部「OB・OG交流会および創立100周年記念式典」参加報告 vol.1

明治大学体育会ローバースカウト部OB・OG交流会および創立100周年記念式典が令和6年12月8日(日)明治大学駿河台キャンパス(リバティータワー1階)にて開催され、部員の皆様の活動報告を拝聴させていただくとともに、100周年記念式典へ参加させていただきました。今回はvol.1として、OB・OG交流会で発表のあったローバースカウト部の活動内容の中から能登半島地震奉仕活動についてご報告いたします。
ボーイスカウト活動は、野外でのグループ活動を通じて自主性、協調性、社会性、リーダーシップ、社会奉仕の精神などを学ぶ青少年の教育活動です。

さて、明治大学体育会ローバースカウト部は1923 年の関東大震災後の復興の一助となるべく翌年 の1924 年に発足し、大学を母体とするローバースカウト団体の中では最も歴史が古く、2024年に創立100周年を迎えられました。
一時は部員数が数名となり、部としての存続が危ぶまれる時期もありましたが、現在では部員数も86名を数え、積極的に活動されています。
ローバースカウト部の主な活動は、キャンプ、ハイク、奉仕活動と夏・秋・春に行われる合宿など年間12回の行事があります。これらの行事はすべて学生が主体となり企画から運営、実施までを行なっています。


◆能登半島地震奉仕活動





活動テーマ:「ともに」
各部員が、奉仕活動を通じて「ともに復興していきましょう」ということを、現地の方々に声掛けしていこう!という想いからこのテーマに決定されました。
奉仕先 : 石川県七尾市ボランティアセンター
奉仕期間 : 2024年3月11日〜15日、3月18日〜30日
奉仕内容 :
1人3日間の交代制で、ボランティアセンターと連携し、依頼のあった家庭を訪問、瓦礫の撤去や家具の搬出作業を行いました。
現地での奉仕活動の前には、駿河台、新宿、下北沢で募金活動を行い、20万円ほど集めることができました。この20万円を使って物資を購入して現地に届けることができたそうです。
災害ボランティアを体験しての感想:
倒壊した家屋や散乱した家具、粉々になったガラスや割れた瓦など多くの凄惨な現場を目の当たりにされたそうです。被災から時間が経過し、報道される機会が少なくなりましたが、七尾市や能登半島には今なお闘い続けている人達がいます。このボランティア活動を通じて、当事者意識を忘れないようにしたいと仰っていました。
能登半島地震奉仕活動は、急遽企画、実施されたと伺いましたが、七尾市のボランティアセンター様と連携されて、部員の皆様が現地でできることを精一杯行っている様子を拝察し、大変感銘を受けました。私自身「自分でも何かできることがあるのではないか」という思いを強く持ちました。
vol.2では、2024年8月北海道で行われた夏季合宿と100周年記念式典についてご報告いたします。