【東京都多摩地区】第96回箱根駅伝復路応援会のご報告
号砲一発、令和初の新春恒例の箱根駅伝がスタートしました。明治大学の選手達は、山本監督の指揮のもと、下級生の頑張りもあって昨年10月に行われた予選会を4位で通過、61回目の本戦出場を果たし、この決戦の日を迎えました。
往路は天候にも恵まれ1位の青山学院大学から始まり、2位の國學院大学、3位の東京国際大学、そして4位の東海大学と上位4校何れも往路新記録を打ち出しました。わが明治大学の選手たちも順調に襷を繋ぎ、5区で鈴木選手(2年生)が区間5位の激走を見せ、見事5位で芦ノ湖にゴールしました。
翌日も天候は晴れ。東京都多摩地区父母会恒例となった箱根駅伝復路応援会の日本橋会場付近は、少し寒さはあるものの、絶好の駅伝応援日和となりました。明治大学の幟を見て集まって来て下さった明治大学の卒業生の皆さん、ご子息が明治大学に通っていたご年配の箱根駅伝ファンの方々を含め、100名を超える大応援団となり、日本橋の沿道を紫紺に染めて熱い声援を送りました。
芦ノ湖をトップの青山学院大学から5分55秒差の5位でスタートを切り、前田選手(3年生)は、区間7位の走りを見せ、順位は5位をキープし7区へと繋ぎました。
7区は、いよいよ待ちに待った主将でエースの阿部選手(4年生)の登場です。阿部選手は、故障もあって思うように結果を残せなかった鬱憤を晴らすように、7区小田原中継所から平塚中継所までの21.3キロを駆け抜けました。記録は1時間1分40秒の区間新記録をマーク。順位をひとつ上げ4位で襷を8区・櫛田選手(1年生)に繋ぎました。続く9区・村上選手(3年生)も順位をキープして最終区10区・河村選手(4年生)に襷を繋ぎました。
駅伝ホームページやスマホアプリで駅伝情報を得ながら、明治大学の選手に固唾を飲んで声援を送り続けました。3位から6位迄の明治大学を含む各校選手が四つ巴で並走しているという情報に日本橋沿道の皆さんから自然と拍手と歓声が沸き起こりました。
10区の河村一輝(かわむらかずき)選手に、愛称の「かわかず」を呼び掛けて応援しようと、掛け声練習にも熱が入りました。
「ファイト!か・わ・か・ず」「ファイト!か・わ・か・ず」
すると、1位の青山学院大学が走り抜けて行きました。続いて東海大学が。わたしたちの応援練習にも熱がこもります。いよいよ、河村選手が来ます。
「ファイト!か・わ・か・ず」「ファイト!か・わ・か・ず」
応援の声が日本橋にこだまします。河村選手は、最後の力を振り絞っての力走を見せてくれました。結果は、見事総合6位でゴール、念願のシード権獲得を果たしてくれました。
力を合わせて襷を繋いでゴールした選手たちに、応援が出来た喜びと感謝の気持ちを届けたいと思います。
明治大学競走部の関係者の皆さま、おめでとうございます。昨年の坂口前主将の紫紺の襷は、今、見事に繋がりました。日本橋沿道の明治大学の幟の下に集った皆さんに感動の和が広がりました。その後も次々と沿道を駆け抜ける各校選手達に熱い声援を送り続けました。
お正月の寒い中、応援会にご参加いただきました皆様、有難うございました。東京都多摩地区父母会では、今年も様々なイベントを計画しています。頑張る明大生を、みんなで熱く応援していきましょう!
(報告:畑、撮影:荻原・幾竹・淺里)