明治大学長野県父母会 総会・父母懇談会・茶話会を開催(2025年6月21日)

明治大学長野県父母会 総会・父母懇談会・茶話会を開催(2025年6月21日)

・日時:2025年6月21日(土)13:00~
・場所:松本市 深志神社梅風閣

2025年6月21日(土)、松本市の深志神社梅風閣にて「明治大学長野県父母会 総会・父母懇談会・茶話会」が開催されました。当日は会員と大学関係者あわせて54名が出席し、父母会活動への理解と交流を深める有意義な一日となりました。

開会にあたり、松倉利和会長より挨拶があり、続いて2024年度の事業報告と決算報告が行われました。中でも注目されたのは、「いらっしゃい信州合宿応援企画」の取り組みです。これは、長野県各地で夏季・冬季合宿を行った明治大学の学生団体に対し、飲料やお菓子などの差し入れとともに激励の言葉を届ける活動であり、地域に根ざした父母会ならではの温かな支援として高く評価されました。

その後の会計監査報告、2025年度事業計画案および予算案の審議も滞りなく進行し、すべての議案が承認されました。続く役員改選では、大野善裕氏が新会長に選出され、新体制のもとでの活動がスタートしました。

大野新会長が掲げる3つの目的

就任あいさつで大野新会長は、今年度の長野県父母会の方針として、以下の3つの目的を掲げました。

①「父母・子供の不安を取り除ける場所=セカンド・オピニオン」
会員との対話の中から父母やお子さんが何を求めているのか耳を傾け、必要に応じて事業化する。また、会員同士のコミュニケーションが活発になる環境づくりを行い、会員同士の中で相談できる仲間を作れる関係性を築く。

②「父母会を通して仕事に繋げる」
子供が入学したご縁でこのような仲間ができた。このご縁を自身の仕事にも繋げ、ビジネス的な交流ができる環境をつくる。

③「生涯つき合える仲間を作る」
年齢を重ねると、新しく友達を作ることが難しくなる。一年という短い時間だが、時間を共有し、生涯を通して付き合える仲間づくりができる環境をつくる。

父母懇談会では、明治大学文学部長・田母神顯二郎先生より大学を代表してご挨拶をいただきました。先生は、長野県父母会による「いらっしゃい信州合宿応援企画」をはじめとした温かな取り組みに感銘を受けられ、「学生たちへの深い愛情に心を打たれ、思わず涙がこぼれました」との言葉を述べられました。地域の保護者による支援が、学生にとってどれほど力強い励ましとなっているかを実感する、胸の熱くなるご挨拶となりました。

また、今年度で退任される父母会役員の皆さまには、感謝状と記念品が贈呈され、これまでのご貢献に対して大学から深い感謝の意が表されました。会場からはねぎらいの拍手が送られ、あたたかな空気に包まれました。

続いて、明治大学経営学部教務主任・竹内拓史先生より、学生の就職支援、留学制度、修学サポートに関する詳細な説明があり、保護者からの質問にも丁寧にお答えいただきました。

父母懇談会の後には茶話会が開かれ、飲み物を片手に保護者同士が自由に語り合う時間が設けられました。お子様の学生生活や日常の悩みを共有するなかで自然とつながりが生まれ、初参加の会員からも「安心できた」「いろいろな話が聞けて参考になった」といった声が寄せられました。大学関係者や父母会役員も同席し、明るくリラックスした雰囲気で親睦を深めました。

最後は参加者全員で記念撮影を行い、笑顔あふれる一日となりました。

今後も、「東京六大学野球観戦ツアー」「関東大学ラグビー応援」などに加え、学生を地域から支援する「いらっしゃい信州合宿応援企画」など、多彩な活動が予定されています。会員の皆さまにおかれましては、ぜひ積極的にご参加いただき、明治大学とのつながりをさらに楽しんでいただければと思います。