明治大学シェイクスピアプロジェクト報告
2025年11月7日(金)~9日(日)、明治大学駿河台キャンパス・アカデミーコモン3階アカデミーホールにて、明治大学シェイクスピアプロジェクト(MSP)による『冬物語』が上演されました。
今回の公演でまず驚いたのは、衣装や大道具の多くを学生自身が手がけているという点でした。細かな装飾や舞台転換など、どれを見ても丁寧に作られており、学生の皆さんの熱意とチームワークの強さを感じました。また、ステージ上で演奏を担当する学生の弦楽器中心のアンサンブルもあり、舞台全体を学生の力で作り上げようという意気込みが伝わってきました。(音楽を専門にしている者としては、思わず“頑張れ!”と心の中で応援してしまいました。)


そして何より心に残ったのは、終演後に出演者全員が出口で観客を見送ってくれたことです。本番を終えたばかりで一息つきたいはずなのに、笑顔で「ありがとうございました」と声をかけてくださる姿はとても温かく、観に来て良かったと改めて感じました。
学生たちが主体となり舞台を作り上げる姿を目にし、「もし自分も学生だったら、どんな形でもいいからこのプロジェクトに関わってみたかった」と思うほど、魅力あふれる活動でした。
『冬物語』は、“信じる者に奇跡は起こる”というテーマが込められた作品です。学生たちが全身で表現する400年前の物語に、会場は静まり返り、観客は物語の世界へと引き込まれていきました。登場人物たちが困難を乗り越えていく姿に希望を感じ、最後は晴れやかな気持ちで幕を閉じました。

明治大学では、MSPをはじめ、演劇などの文化的活動や運動を含む学生たちの様々なチャレンジが日頃から活発に行われています。父母会としても、今後もこうした学生の皆さんの取り組みを温かく応援していきたいと思います。多くの保護者の皆様に、ぜひ学生たちの活動に足を運び、励ましの声を届けていただければ幸いです。
神奈川県西部地区父母会では役員の募集も随時行っております。ご興味がある方はkanaseinew@gmail.com までご連絡をお待ちしております。
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