【埼玉県西部地区】フィギュアスケート、初の応援に行ってきました!
12月1日(土)、東伏見のダイドードリンコアイスアリーナにて第72回都民体育大会フィギュアスケート競技会が開催されました。
都大会とは国体の代表選手を決めるステージです。
1日はシニア男子・女子のショート、2日はシニア男子・女子のフリーです。当地区ではショートの応援を行い、ウィンタースポーツの華となるフィギュアスケートを堪能してきました。
明治大学の出場者は都内在住の男子4名と女子1名です。男子ショートの始まる前に公式練習がありました。選手は一斉にリンクに入り、スピードあげて滑る選手やジャンプをイメージしながら滑る選手とそ れぞれが緊張感の中、確認をしているようでした。
ショートが始まり他大学の選手も滑る中、ひときわ目を引いたのは鎌田英嗣選手でした。ギターで奏でる情熱あふれるラテンの曲が流れ出すと、イントロから16拍子のリズムにのったしなやかな動きにキレのあるステップ。そして力強いジャンプと次から次へと高度な技術を披露しました。それはとても安定しており、圧巻の滑りでした。
―ショートの結果―
氏名 | スコア | 成績 |
---|---|---|
佐上 凌 4年 | 47.44 | – |
梶田 健登 4年 | 55.75 | 3位 |
山藤 一悟 1年 | 48.09 | – |
鎌田英嗣 4年 | 56.84 | 1位 |
大矢 里佳 2年 | 欠場 | – |
森 千夏 2年 | 43.75 | – |
―当地区の独占インタビュー―
「今日の感想」を選手の皆さんは心よく引き受けてくれました。
『我らが主将』
佐上 凌(商学4年)
練習通りの結果だった。4年間、明治大学で切磋琢磨して技術的に成長した。
『期待の星』
山藤 一悟(政経1年)
ジャンプの確率があまりよくなかった。それが点数の出ない原因でもある。スケーティングの練習を先生に見てもらい、前の大会よりスキルが向上した。
『記憶に残る選手』 梶田 健登(政経4年)
都の最後の試合。声援を聞きながら楽しく滑れた。思いも込めることができ、良いショートができ た。明治大学に入って自分の為のスケートから大学の看板を背負ってのスケートになり、プレッシャーもあった。個人でもチームでも頑張って明治ならではの良い経験ができた。
『氷上のキセキ』
鎌田 英嗣(経営4年)
練習の通りではダメだ。コンビネーションジャンプが練習では出来なかったが成功した。体が動いて表現がしっかりできた。順位がダメでも後悔しないように滑った。『最善を尽くしての失敗は ない』集中力の足りない動きはしたくない。
-ルーティンは何をしますか-
もも、ひざを叩くとスイッチが入る。うまく力が抜ける。
-4年間を振り返って-
大学の試合では怪我が多かった。1年の時、右足打ちくるぶしの骨折、2年になって再度同じ所の 骨折。試合には出ていたが大学代表では結果は出せなかった。 今年は関東インカレで優勝し、良いスタートを切れた。大学に貢献ができた。
-全日本選手権に向けて-
ベストの演技を発揮できる、最大のパフォーマンスが出せるようにする。ジャンプが課題。今年の調子に戻す。
『華麗なる舞』
森 千夏(経営2年)
今の曲は好きな曲、練習も試合も楽しく滑れた。
-何故、明治大学のスケート部へ
先輩、西野友毬さんに憧れて入りました。
-今後の目標
来シーズンの全日本選手権が目標です。
西野友毬さんは2016年に明治大学を卒業。小学生の頃から注目を浴びていた。インカレ4回、全日本選手権を4年連続出場の実績を持つ。
―都民体育大会フィギュアスケートの結果―
1位 鎌田 英嗣 166.27
3位 梶田 健登 153.65
4位 山東 一悟 151.76
5位 佐上凌 151.05
―試合の結果と今後の予定―
・東日本選手権大会
10/25 ~ 28(八戸)
鎌田 英嗣 5位 中野耀司 6位
大矢里佳 3位
↓
・第87回全日本選手権大会
12 / 20 ~ 24(大阪)
出場決定 鎌田 英嗣 中野 耀司
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・東日本学生選手権大会(インカレ)
11 / 10
鎌田 英嗣 1位 佐上 凌 3位 中野 耀司 4位
大矢里佳 3位 井上千尋 8位
団体優勝
↓
・第91回日本学生氷上選手権大会(インカレ)
2019 1/4 ~ 7(日光) 出場決定 鎌田英嗣 他2枠
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・都民体育大会フィギュアスケート競技会
12/1(東伏見)
鎌田英嗣 1位 梶田健登 3位
山東一悟 4位 佐上凌 5位
↓
・第74回国民体育大会冬季大会スケート競技会
2019 1/29 ~ 2/2(釧路) 出場決定 鎌田英嗣
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
―鎌田選手の母・美彩さんのお話し―
お陰様で全日本は3回連続4日目の出場となります。予戦の東日本大会ではショートが11位でした。強い意志をもって望んだフリーでは挽回して2位になり、総合5位となりました。怪我の多い学生時代でした。 とても頑張ったと思います。皆様、ありがとうございました。
鎌田選手は5歳の時、父・康史さんとスケート教室に通いだしたのがスケートのきっかけでした。父親を 抜いてドンドン力をつけた結果、小学3年生の時、川越正大コーチから「選手になりませんか」と声をかけられ、推薦を受けてシチズンに所属しました。
今回、初めてフィギュアスケートの応援をして華やかに演技をする裏で選手は怪我をかかえ乗り越えて 大会に出場していることを知りました。「やっぱり明治がNo.1」と選手たちが口にしている姿を見てチームワークの良さを感じました。
埼玉県西部地区父母会はこれからも明大生を応援していきます。
※写真の掲載は選手の皆さんと西野友毬さん、鎌田美彩さんのご了承をいただいております。
会長 4年 中島 恭子